ときどきメモ

2/28土曜日
急ぎの作業をしてふと時計を見たら
午後2時半を回っていた。
ドキュメンタリー映画「小三治」を見るために
4時までに、ポレポレ東中野へ行きたかったのだ。
あわてて身支度をして玄関へ行き、
ふとポストを見たら何やら分厚い茶封筒がある。
何かしら・・・、
「エ~!oさんから本が届いてる!」
嬉しい。
このあいだyさんから聞いて、
買って読もうと思っていた小学館の日本の歴史「戦争と戦後を生きる」。
帰宅後アマゾンで調べたら、
oさんは、歴史研究をリードする気鋭の学者だったのだ!
(知らなかった、気鋭の学者だったなんて・・・。)
歴史家として凄いって、やはりこころの部分が熱いってことなんだろなと思う。
‘熱い血‘が‘歴史研究をリードする気鋭の学者‘の所以なのだろう。
心が熱くなければ一流にはなれない。
実は、映画のなかの「小三治」が、やはりシミジミ言っていた。
「音楽でも文でも落語でも、一番大切なのは心なのね。」と。
oさんの歴史の本と小三治の言葉にどこか通じるものを感じる。
この本の表紙の絵がいいのです。
昭和14年の北川民次の強い絵だった。


2/27金曜日
そろそろ3月というのに雪。
積もらなかったけど寒かった。
今日たくさんの帆布が届いた。
初めて買わせてもらう帆布屋さんなので、
たくさんの種類を少しずつお願いした。
巻いてある帆布を上から見るとバームクーヘンの様。
それが5巻き。
すぐ使えるように、一枚一枚バラバラにするととんでもないことになりそう・・・。
折シワが気になるので一応巻いて おきたい。
しかし一種類ずつ巻くととんでもなく場所ふさぎになる。
この帆布を上手く使いやすくするために
ハテサテどうするか・・・・。


2/26木曜日
「オツトメご苦労さまでした。」と伯母の退院を
迎えに行くのは、6度目か7度目か・・・。
午前中、八王子の病院に行くと
「アラ、早かったわねぇ。」ときょうの伯母には目ヂカラがある。
心配した認知症も無さげ。
かなりの年齢なので入院するときは、
どうなるか?・・と心配したけど果たせるかな毎回の
サイボーグぶりを発揮して、常宿のケアハウスの看護師さんを驚かせた。
お昼ご飯を見届けて、午後2時帰宅。
ギュッと作業に集中した数時間。
午後5時にピタリ止めて、無印良品の一割引に出かけた。
ジツにジュージツの一日だったな。


2/25水曜日
お昼ごはん、本日作るのが面倒になったので
リョーコさんと、歩いて数分の外食だった。
若い男子ひとりでやっている呑み処。(お昼は定食屋さんになる)
玄米ご飯・わかめの味噌汁・豆腐に豚肉と茸のあんかけ・
ブリ大根・ごぼうとにんじんのキンピラ・
豆腐とひき肉と野菜の入った小さなオアゲさんの巾着にほうじ茶。
これが本日の定食、700円、安ッ!
もう一軒、近所のお惣菜屋さんに寄って、手作りの道明寺餅を2個買った。
(ここのは、普通の和菓子店の1・5倍の大きさがある。)
我が家ですぐパクついて、
満足なお昼ごはんでした。


2/24火曜日
今、子供を認可保育園に入れるのが大変らしい。
認可保育園に入れる優先順位はお母さんの仕事による。
(それは今もわたしのときも同じと思う。)
公立学校の先生とかパートでない看護師さんとか、大きな企業の正社員が
優先順位の上のほう。
わたしのように家で仕事をする母親は優先順位はもっとも下位。
娘が数ヶ月のときに知り合ったお母さんがかなりの情報通で、
「優先順位の低い母親は、既成事実を作るために
まず不認可の保育施設にどうにか入れて、
役所に申請するときに、不認可の保育施設に入所中と書類に書くのがコツよ。」
と教えてくれた。
さっそく近所の未認可保育所に頼み込んで入れてもらい
その後役所に申請したら、何とか認可保育園に入れた。
当時は、のんびりした状況だったから、
首尾よくいったけれど、今だったらそんな小手先では認可保育園に
入園できなかっただろうと思うなぁ・・。


2/23月曜日
「おくりびと」がアカデミー賞をとった。
これこそアカデミー賞っていう感じの映画ではなかったような気がするけれど・・。
よかった、よかった。
そう、、あの中で火葬場の職員役の笹野高史さんにとても感動したことを思い出した。
本物が映画に出ているとしか思えないほどの演技だったなぁ。
名脇役バンザイ。
おとといの夜は一家で「マンマミア」を見てきた。
もし、ひとりで見に行っていれば・・、
もし、一番後ろの席でとなりに誰も居なければ・・、
多分体を動かしただろうと思う。
どんな映画のあとでも「お母さん大きな声で笑ってたね。」とか、
何かと批判がましい娘。
ABBAの歌に合わせて体でも動かした日にゃぁ、
あとでなんと言われるやら・・・。


2/22日曜日
初めて個展をするときにお世話になったFさんは、
相談に伺ったときに
「誰に見せたい個展なの?」と真剣な目で わたしを問いただした。
趣味同然でバッグ作りをしているわたしにはギクリとする質問だった。
しどろもどろに答えたような気がする。
その質問は20数年経った今も頭から離れない。
「誰に見せたいの?」の次に、
「じゃ、そういうひとに見てもらうようにしよう!
親戚のオバサンとか近所の友人に見てもらいたいわけでは無いんでしょ?」・・・だった。
以来、ご近所・親戚系には個展はなるべく秘密裏。
今回のfeve展、距離的に近いせいもあってかご近所系のお母さんが来てくださっていた!
(どこで知ったのだろ・・)
カーリンさんに送っていただいた芳名帳でKさんとHさんの名前を発見したとき、
いつもとは違う自分を見られたようで妙に恥ずかしかった。


2/19木曜日
国立劇場の文楽が本日だった。
演目は近松門左衛門・作「女殺油地獄」。
たまには娘に日本文化を・・・とかなり前に申し込んだ。
申し込んだあと文楽好きな母に話したら、
「凄惨な話だから初めて見るにはどうかしら。」と言われた。
そうか、‘初文楽‘不向き演目なのか・・・。
娘に「殺しの場面がすごいらしい。」と前説明して見せたせいか、
感想は、「面白かったよ。」だった。
まずは小成功。
わたし自身は久しぶりに見た文楽。
どうやら‘文楽年齢‘に到達したらしく、「文楽、かなり好きになるかも。」の感触だった。


2/18水曜日
思えば、2006年にディーズホールでさせていただいた時は、
直前に我が家にアクシデントが勃発した。
初日を迎えるまでは想像を絶する怒涛の日々。
無事会期を終えた翌日は腑抜け状態だったなぁ。
なぁんにもする気が起きなかった。
今回は、アクシデントも無く、超過保護状態のまま終わった。
そのせいか、終わった翌日(本日のことです)から、平常そのもの。
午前から作業をごく平常に開始した。
エステとか、岩盤浴とかに行って「や~終わったぞー!」感を
味わったほうがメリハリあったかも。


2/17火曜日
無事終わりました。
展示の品物はともかく、
素敵な展示会でした。
幸せ!でした。
ありがとうございました。
今、ニュースでヒラリーさんを見てます。
その全開のサービス精神、ほとばしり、みなぎる力強さ、
何を食べているのか、聞きたくなる。実に頼もしい。
それに引き換えわが国の泥酔大臣、
居酒屋で見かけるオヤジみたいだったよなぁ。


2/16月曜日
galerie nonという今どきな感じのショップに
欲しい本があって、なかなか買いにいけなかった。
毎日吉祥寺に通っている今こそ!と2・3日前行ってみた。
Mark Mandersというアーティストの本ともう一冊
Cy Twomblyという人の作品集をget。
この店、CDもかなりよさそうな品揃え。
西荻窪は一度ゆっくり散策したい町。


2/15日曜日
昨日、本日とワークショップをしておりました。
革の扱いはまるで初めてのかたのほうが多かったのですが、
ファスナーつきの牛渋革のポーチを約4時間かけて完成させました。
どのかたも出来上がったポーチにニッコニコ。
こちらまでうれしくなりました。
一日目は、たま~の講師でヘトヘトでしたが、2日目は余裕。
こういうのも慣れなんですね。
ワークショップでもどうですか と提案してくださったカーリンさんに感謝!


2/13金曜日
このHPのメールアドレスが長い間間違っていました。
おととい、feveに来てくださったYさんのメールがこちらに着いていないことを発見。
しばらくの間、「返事を書かない感じ悪ーい江面さん」だったかと思うと
残念だったなぁ・・。
もしよかったらメール、、お待ちしております。


2/12木曜日
外に出たら首に当たる風が桜のころのようだった。
確実の暖冬。
ギャラリーに通うとき用の服をあれこれ(あれこれと言うほどは・・無い)
出してあるけど、タートルネックはボツかなぁ・・。
また着る服が減ってしまった。


2/11水曜日
ただただ、「ありがとうございます。」
と申し上げたい初日でした。
せっかくご遠方からお越しいただいたのに
いつものテイストのものが無かったり、
欲しいものがあったのに、一点物だったり、
大変ご迷惑をお掛けしました。
朝からみどりさんやたまたまいらした帽子作家の須曽さん、
文化出版局のhさんもギャラリースタッフをボランティアでやってくださった。
思いっきり贅沢な初日でした。
たくさんのお客様が来てくださって、
こんな幸せでいいのかなぁ・・と不安になりました。
あんまり幸せだと不安になりますね・・。
そう、昔の南こうせつの「神田川」にあった歌詞
「たぁだ あなたの優しさがぁ・コ ワ か ぁったぁ♪」・・・
この心境に近いかもしれません。
(知ってる人しか知らない「神田川」)
この歌って、結局2人が破局してしまうのだったか?!
おっといけない いけない、
「たぁだ あなたの優しさがぁ・コ ワ か ぁったぁ♪」・・・
この心境はカキ消そう!


2/9月曜日
本日、一日早めの飾りつけ。
今回ほど楽楽な飾りつけは無かった。
なぜなら、ターセンさん・カーリンさん・みどりさんが
ほとんどやってくださった。
(こんな幸せ!!)
メリハリのあるいい展示(自画自賛)です。
スタイリスト付きの展示会は初めて。
(こんな贅沢!!)
みどりさんがこうしよう という方向が
すべて気持ちにストンと落ちる。
(この気持ちよさ!!)
バッグ以外に何かを飾ろうかというアイデアをいただいて
このホームページの(かなり雑な)表紙絵を少し飾りました。
赤コーナー・と青コーナー(ボクシングの試合?)
を設けました。(た・・・という過去形に一部なっていない。
初日の開店時間前に仕上げる予定です。)


2/7土曜日
今日は歯医者さんに行く日。
荷作業に時間を取られ、歯磨きの時間がたった30分。
案の定、「お忙しかったのでしょう、江面さんらしくありませんね。」
と言われ、次回は一ヶ月後にいらっしゃいになってしまった。
歯茎のポケットを測定してもらったら合格。(ホッ)
この年齢になると、歯を失うのは虫歯ではなく歯槽膿漏なのです。
うまく歯を磨けるか磨けないかに今後が掛かっている。
頑張らねば!「8020」


2/6金曜日
トートバッグの持ち手を作るとき、いちいちモノサシで測りながら
作業をしているわたしを見て、あるときリョーコさんが
持ち手専用の定規を家で作ってきてくれたことがある。
それ以来、持ち手作業の必須アイテム。便利この上ない。
これで作業してかれこれ5年は経つか・・・。
割れたのを補修して大事に使っている。
帰りしな彼女は
「そうそう、もうコレを作り変えなきゃと思っていたんですよ。」と
しみじみ手に取って眺めていた。
彼女の仕事はいつも工夫に満ちている。
作業っぷりをチラリチラリと見ては、ときどき
「アッ、こうすればいいんだ!」と感心して
段取りの上手さを盗むことがある。
工夫とか便利グッズ発明とかができるのも才能と思う。
彼女にはそれがあって、わたしには無い。


2/5木曜日
先日終わった北九州小倉での個展。
オーナーのKさんから「たくさんのお客様が来てくださった。」と
報告をいただいた。
以前とは全く違うバッグを出して少し冒険したけれど、
案外そういうのもウケたらしい。
そうかぁ・・やっぱり常にトライだよなぁ・・トライの機会をくださった
Kさんに感謝!!

今、作業場はトッ散らかっている。
来週はギャラリーfeve。
もうすでに出来上がっているバッグの展示。
それでもコマゴマと作業がある。
小さな講習会もある。
緊張感とハレの場を得たことのうれしさが半分半分。
今回は馴染みのあるまち吉祥寺。
電車で一本。乗り換え無し。


2/4水曜日
Sさんが Yさんを高松に呼ばなかったら、多分知らなかったお店「dodo」。
1週間に1回ぐらいHPを覗かせてもらっている。
先日、ちょっと気に入ったものがあったので通販をお願いした。
本日、小さなダンボールが送られてきた。
箱の上に「配送の皆様へ」とお手紙が貼ってあった。
「いつも丁寧に配送していただき、本当にありがとうございます。
今回は、右の写真の商品が入っております。チェコの古い麻布です。
お客さまよりご注文いただいきました大切な物ですので今回も何卒よろしく
お願いいたします。」と写真付き。
偉いなぁとフツーに感動つつダンボールを開けてビックリ!
プレゼント?と勘違いしそうな丁寧なラッピング。
northamptonというイギリスの町の果物屋さんのクラシックな掛紙を
木綿(紙でなく白い木綿よ!)の包み布の上に掛けてあって麻糸で十文字に縛ってあった。
お手紙と小さな古いボタンのプレゼントがやっぱりラッピングしてある。かわいらしかった。
こんなに心をこめてセンス良くご商売をしている人を知らない。
彼Tさんは「顧客満足度」なんてことばを意識しているのだろうか・・。
まだ20代の彼に2度ばかりお会いしたことがある。
「基礎化粧品はなに使ってるの?」と聞きたくなるほど
お顔がツルッとしている。


2/4水曜日
今回我が家で盛り上がらなかった節分行事。
「まるかぶり」。
いつもより太巻きの事前宣伝が少なかったから?
家族3名、例年より太ることを気にしているから?
「豆まき」。
声を出して「鬼は外」と豆をまくのは、(日本の行事を子供に伝えたい
と思う親ごころだったけど)そろそろ終わりでもいいかな・・・?
そんな感じで、節分行事無しだった。
今朝の大阪のAさんからのメール、
「大阪人なのに丸かぶりをし損ねた○○でした。そうそう、厄除けでおぜんざいも食べるんですよ。」
と書いてあった。大阪発の節分行事は‘まるかぶり‘以外に‘おぜんざい‘もあったのか・・。
来年は、これで行こう!


2/2月曜日
浅間山が噴火して火山灰が降ったというニュースを今朝見た。
早速 車のフロントガラスを見に行ったら、
黄な粉みたいな土がパラパラ撒かれたようになっていた。
「ほんとだ。」と確認だけして、そのまま家に入った。


2/1日曜日
おとといの晩は、feveでの打ち合わせのあと
ターセンさん・カーリンさん・お嬢さん・みどりさんでお蕎麦屋へ。
みどりさんて、もしかしてターセン家の準家族?と思えるほど仲がいい。
打ち解けた幸せ感がタップタプに漂っている。
その中に身を置けて、実に心地よかった。
隣に座ったターセンさんに「ほら熱いうちに食べて、umamiちゃん。」なんて
言われながら、幸せ感タップタプのひと時だったなぁ・・・。
そして昨晩は、やっとこせで漕ぎ着けた新年会。
男子2名・女子3名。
しゃべったり、食べたり、飲んだり、歌ったり。
久々の午前様。
雑談でもしながら飲みません?と気軽く言えて
会って楽しいご近所系。
たくさんは要らないけど少人数で濃いーく そんな友人を持ちたいものです。
nさんが、「歴史上の人物で誰になりたい?」と質問した。
彼は、「徳川慶喜」って言ったけど、わたしは考えた挙句、
「ピカソか、な」と答えた。

   
   
   
   
   

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
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