ときどきメモ

4/30月曜日
いいお天気。
日本晴れ。
昼、夕と２度の散歩が気持ちよかった。
公園のベンチに座り、若い葉を見て
小鳥のさえずりを聴いているだけで
「ごちそうさま！」と言いたくなる。
実は、きのうどういうわけか車の調子が悪くなって
松本さん（クルマ屋さん）のところに預けてしまったから
行楽どころではないわけで・・・。
まぁ、車の無い生活も、たまにはいいものです。
ご近所のかたは「江面さんちは旅行だ。」と
思っているな。

4/28土曜日
始まりましたGW。
行ってきましたMT。（一応mini tripということで・・）
27日朝一路浅草へ材料調達。
その後恵比寿。
マルタンマルジェラの店で「オーーッ！」と声にならない声を上げ、
リムアートを覗き、タミゼで長時間昌太郎さんとおしゃべり。
そのあと下高井戸シネマで映画。
「リトルミスサンシャイン」というハートウォーミングなロードムーヴィ。
新宿に一泊して、朝オカダヤで材料調達。
バーニーズニューヨークを見て、また恵比寿。
昌太郎さんに教えてもらった骨董店の若い店主と長々おしゃべり。
タクシーで代官山へ回り古着屋巡り。
行きたかったところだけ行くという非常にワガママな一泊旅行をしてきました。
楽しい東京一人旅。
将来の明るい展望については？？ですが、
次回の旅はいつにしようか、もう画策しています。

4/26木曜日
「なに言ってるのさ」ではあるけれど、
ときどきすご～く一人になりたくなります。
昼間は一人だし、家族との関係も至極良好・・・なのに。
なんでか、、一人になりたい。
異空間に行きたい。
じ～っくり考えごとでもして、
ゴク個人的明るい未来を展望したいよなぁ・・・。

4/25水曜日
映画好きだった父はずっと「スクリーン」
という雑誌を取っていました。
弟が小学校高学年になったころ
母が父にやめるよう言いました。
多分思春期前期に到達した弟の盗み見を心配したのでしょう。
その後何を思ったか父は「芸術新潮」を取るようになりました。
中学生だったわたしは、「こりゃまたいきなり硬いッ！」と感じたものでした。
その芸術新潮、この頃ではなんと伊藤まさこさんの連載がありますし、
今日発売の5月号にはミナペルホネンも出ています。
一時期よく買っていたこの本、親しみやすさがますますUPしました。

4/23月曜日
しばらくトートバッグばかりだったので
ここ数日、トートバッグ以外のもの・・・・・・
革の新作・・・をいくつか作っています。
革の束を引っ張り出して触ったり眺めたり、
午前中はこれで終わってしまいました。
いろんな革を広げて眺めていると
とても楽しく、とてもリフレッシュします。

4/22日曜日
ツバメを見ました。
初ツバメ。
夕方がだいぶ長くなったので
3時ごろ川の土手まで散歩に出たら、
すいすい飛んでいました。
「おかえり」なのか「いらっしゃい」なのか。
ツバメが夏を連れてきたような一日でした。

4/21土曜日
午後、今日からfudokiで始まった
サコさんとケイさんの展示会に行ってきました。
fudokiは、ゆったりのんびりな素敵な空間。
春夏の着やすそうな服がたくさん並んでます。
今日穿いて行った麻のパンツはサコさんのものなのですが、
太いシルエットがきれいです。
fudokiの浅野さんにお会いするのも久しぶり。
ケイさんを交えておしゃべりばかりしてました。
帰るころ、帽子のスソさんがいらした。
（彼女は帽子を出してます。）
ケイさん・スソさんと帰り方向が一緒なので、
またまたおしゃべりの道中になりました。
スソさんとは1980年代に話がさかのぼりました。
80年代わたしは、鞄のカリスマ藤井さんと共に、
BENCHというモノつくりのグループの一員をしていました。
その時代スソさんもBENCHの近くにいらした。
車中のもっぱらの話題は共通の知人藤井さん＆BENCH。
懐かしいやら楽しいやらで、話が尽きない。
「じゃ、このつづきはまたしましょう。」とお別れしました。

4/20金曜日
待ち合わせして、近所のＫさんとふたり飲み会でした。
3時間半ばかりよくしゃべった。
彼女としゃべる時は、社会問題ばかり。
しゃべったところでこの社会何も変わらないけど、
意志を共有しあうことで、いま感じている憤まんが少しだけ薄まる
・・・・かなぁ・・。
彼女は、「女の話題」が無い人で、そこが面白い。
きょうはめずらしく「江面さん、洋服はどこで買うの？」というのが
一つありました。「決まってるわけじゃないよ。」と答えて
それで終わり。
あとは都知事選とか長崎市長のテロの話に戻りました。

4/19木曜日
最近下ろした作業着は、某古着屋で買った
フランスだかどこだかの中古品。
買う時店員さんが「ぼくでもデカイくらいだから大きすぎますよ。」
と制止するのを無視して買いました。
着ると確かに大きい。
人間が既に中古品。アチコチ古びた衣料を
着るのは如何なものか・・なんだけど、
好きなものはショーガナイのです。
このごろの服はわりと肩もジャストサイズが多い。
目がジャストサイズの肩幅に慣れ親しんでいます。
今、ビッグな肩幅がちょっと新鮮です。

4/18水曜日
寒すぎ！そして　
雨降りすぎ！
子供の居ない叔母の付き添いで脳神経科病院でした。
叔母の脳のレントゲン写真を見た医師は20歳若いと言ってました。
相当ヨボ付いてはきたけれど、ときどきかいま見せる叔母の
年齢に不釣合いな強い意欲は脳の若さから来ているのか・・・とガッテンしました。
こういうのは遺伝して欲しい。
ただ、疾患があるのでまた付き合わなければならない。
病院の付き添い一回に付き、一日仕事っていうのが
けっこうシンドイのですわ。

4/16月曜日
きょうは寒暖の差の激しい一日でした。
いや、気温ではなくて出来事でです。
こういう日もある。

4/15日曜日
夕飯時、「5分か10分でいいから付き合ってくれますか。」と電話がありました。
何を？と思ったら、5月にミュージカルにでるＮさんから預かったチケットの
代金を払いたいけど本人が捕まらないので彼女の実家に届けたい。
ついては、家が分からないので案内願いたいというものでした。
この間いっしょに飲んだ（もう一人の）Ｎさんからです。
夜9時近く、Ｎさんの実家のインターホンを鳴らしました。
「お嬢さんの友人の江面ですが、お嬢さんとお会いできなかったので
お渡ししていただきたいものを持ってまいりました。」と
心細げな（もう一人の）Ｎさんの代理をしてあげました。
話は全く通じていなくて、いきなり訪問だったのです。
インターホンの向こうのＮさんの父上は
明らかにわたしを「怪しいやつ！」と疑っていました。
（それはそうでしょう、当然です。）
このままだと玄関を開けてくれそうもない。
そこをなんとかするために、「お嬢さんとは親しい間柄で・・・」と精一杯訴えました。
やっとこせ「今開けます。」と玄関まで降りてきてくれて、、、
ただ降りてきた時も、明らかに疑っている様子。
玄関の覗き穴から不審な人物わたし達2人を観察した気配がありました。
開けてもらって、渡すものを渡して、ふぅーヤレヤレでした。
いきなり他人の家を訪問して玄関を開けてもらうことの
困難さをつくづくと味わいました。
昨晩は奇しくもですね、訪問販売の苦労をプチ体験した夜でした。

4/13金曜日
娘が朝練（高三になったのにまだやっている）なので、
学校まで送っていった帰り道、家の裏手にある公園の脇を
通りました。なにかというと通っているいつもの道なのに気が付かなかった。
朝の空気の中で、見とれるほど清清しいみどり、みどり。
「あとで、散歩に来よう。」と思っていて
結局実行しなかった。
あっという間にあの清清しさは消えてしまう。
明日こそ。

4/12木曜日
肩がドーモいけません。
夕方、近所の治療院に行きました。
きょうの人は上手だったな。
この治療院はビルの１階にあります。
隣はずっとテナント募集の空き部屋でした。
空虚な雰囲気があたり一面にたちこめていたのです
ところがしばらく前から工事が始まり、
少しきれい目な飲食店になりそうな気配が
ちょっと楽しみでした。
本日判明しました。
なんとフレンチレストランができる。
快挙！取りあえず快挙！
わたしの住んでいるあたりに新規開店する飲食店は
居酒屋か焼き鳥屋に相場が決まってる。
おしゃれポイント低いのです。
Oh～！フレンチか！
味はどうあれオシャレな佇まいをしているだけで
もう合格点だぁ！
近々ランチに行きましょう！
来週月曜日に開店らしい。
うれしい！

4/11水曜日
撮影が終わると同時に始まるのが作り方説明の原稿書き。
今回、簡単なバッグばかりなのでかなり楽・・・な筈だったのだけど、
やってもやっても終わらない。
何でこんなに作っちゃったのか！夕方になるとため息が出る。
作ることは全く苦にならないんだけど・・。原稿となると・・・その量にクラッとくる。
毎回お付き合いくださっている文化のＨさんはさぞたいへんだろうなぁ・・。
要領の得ない文章に作図。判読不明の字。おまけに多分あるだろう誤字。
作った本人でさえ、相当な集中力を要するのに、
作っていないＨさんは、意味不明な文章解読から始めなければいけないのだから、、、
彼女の集中力は超ど級と思う。
ありがたいことです。

4/9月曜日
小学三年生の時から付き合っているＮ。
彼女のつれあいが病気だということをこの間知りました。
なかなかお見舞いに行けなくて、
「気になってるんだけど・・・行けなくてごめん」の意味合いをこめて
ＣＤを送りました。
Ｎのつれあいは、飲むと決まって若いときのワンパク自慢とビンボウ自慢する人です。
よく話してくれたビンボウ自慢の一つは「卵かけごはん」・・その食べ方。
一杯のご飯で一個の卵なんてとんでもない、、というのを何回聞かされたことか。
そこで、柳家小三治の「玉子かけ御飯・駐車場物語」という最高に面白いＣＤを
送りました。
しばらく何にも言ってこなかったのだけど、
おととい、Ｎから電話がありました。
何回も何回も聴いて家族で笑ったと。
とうとう家族で国立劇場まで落語を聞きに行ったと！！
ヤッタ！大成功！、カスらなくてほんとによかった！
調子に乗って、本日ＮのつれあいにまたＣＤを送りました。
今回は外すかもなぁ・・・。
落語と伊集院光選曲の「おバ歌謡」というＣＤにしたのですが・・・。

4/8日曜日
早起きして、日差しがきれいに入る
なんとかガーデンというファミリーレストランに朝食を食べに行き、
帰りに娘の出た第六小学校で投票を済ませました。
朝8時ごろは、まだ人もまばら。
燃えない選挙です。
ここは都市郊外型小学校の典型みたいな小学校で、
古い桜が何本もある。
満開でした。
娘の入学式の時と全く同じさくら・・・。
あれから何年たったのだろうと年を数えて・・・。
少しセンチになってしまいました。
この時期は、別れ、出発、出会い、不安、期待、いろいろな思いが
幾重にも重なり合っている。
だから桜が誰にとっても特別な花なんだろうなぁ・・・と
これまた殊に凡庸なことを考えてしまったです。

4/7土曜日
撮影３日目。
本日はモデルにバッグを持ってもらっての撮影になりました。
プロのモデルさんではないけれど、
さすがにみどりさんが抜擢しただけあって、素敵な女性でした。
マルジェラを着る女性。あの足袋の靴を履きこなす女性。
想像よりはるかにカッコよいかたでした。
モノを作る女性でもある。
淡々としている平尾さんが
今回のモデルのIさんにただならぬ興味を持ったことでも
Iさんの魅力のほどが分かる。
そのあと、みどりさんと桃居に行って
ソニアパークの靴屋さんに寄って、
東青山に寄って、
コルソコモによって、
カフェ･フィガロで美穂さんと待ち合わせ。
ふだん人と会わない生活・・・正確に言うと
刺激を受けるような人とはあまり会うことのない生活・・
をしているから、今日みたいな日は、「ハレ」の日そのもの。
美穂さんとは絵の話でもしたかったけど、時間切れ。
絵の話はまた次回かな・・・。

4/6金曜日
きょうは撮影の２日目。
このごろ寒くて出掛ける時に
何を着るか悩みます。
１０年ぐらい前に買ったラム革のジャケット、
これだったら流行がないから長く着られると
思っていたけど、着るとなんとなくダサく感じるのです。
どこがダサいかというと、肩幅。
このビミョウに「今」を外している肩幅がダサさの原因です。
この歳で流行の最先端（まッ出来るわけはないけれど）は
恥ずかしい。でも流行おくれもなんだか悲しくて。
おしゃれはたいへんです。でも楽しいです。
本日、このダサいジャケットでした。

4/4水曜日
きのうより一層寒い日でした。
桜が今週末まで持ちそうなので
この寒さが、かえってうれしい。

4/3火曜日
岡林信康の歌に「申し訳ないが気分がいい」という歌があります。
（この歌、好きなんですよ。）
本日、こんな気分です。
申し訳ないが幸せなんです。
きょうは、次回の本の撮影日でした。
またまた、最高のスタッフとごいっしょできた。
作り手として、・・ゴメン！申し訳ない！幸せです。

4/2月曜日
近所のKさんと花見で一杯を約束しているのだけど
お互いの仕事の都合を考えると葉桜見になりそうです。
桜は、通りすがりに「アラきれい」というのでは、花見では・・・ないと思う。
「花見」という行事をキッチリ執り行わないと、正式では・・・ないと思う。
でも思います。
お酒無しでヒッソリ楽しむのが、一番正しい「花見」と。

4/1日曜日
あっという間に今年も４月。
やっと、ヒトヤマのバッグを発送できたことと、
本のために作り溜めていたひとかたまりを本日
撮影場所に発送したので、いくらか作業場がサッパリしました。
本出版のために使った残り布や革、
買ったけど使わなかった布が毎回ダンボール１個になってしまう。
デッドストックの材料が家のキャパを越えてきています。
そろそろエイヤ！っと思い切らないといけない時がきたかなぁ・・・。
ただ、見てしまうと、いつか使うような気がしてしまう。
毎回、整理しても量は、たいして減らないのです。

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