ときどきメモ


1/31水曜日
10年ほど前に作った革のベストがNHK国際放送に出た（らしい）。
といっても、ベストが紹介されたというわけでは（決して）ありません。
縄文社のYさんは昔ニューヨークでバリバリに活躍していた女性です。
今は日本の工芸を訪ね歩いたり、海外に紹介したりしている。
その彼女が漆を紹介する国際放送にわたしの作ったベストを着て出演した（らしい）。
もちろん英語で・・。
10年経っても、彼女はここぞ！という時に着てくださっている・・・
なんといってもそこがうれしい。
それにしてもその番組、見たかったな！


1/30火曜日
初めての素材で初めての形を作る時
想像力全開でGOサインを出します。
出来上がりは「IN」になると信じて疑わなかったものが、
出来上がった瞬間に「OUT」だったんだぁ・・と分かることがあります。
これは「ガクゥ・・度」がきつい。
本日・・・それでした。


1/29月曜日
もうすぐ2月。
今晩7時ごろ、月は真上にありました。
例年より星を・・月を・・めでないまま、早春を迎えてしまいそう。


1/28日曜日
穏やかな日。
今日は地域の友人Kさん夫妻のお誘いを受けて
餅つきパーティに参加してきました。
この頃 用事以外は、とんと出不精になってしまった。
地域の集まりも以前ほどヒョイヒョイ出なくなってしまったんですね。
この地にしっかり根を生やしたいと思っているのですが・・つい出不精。
参加するという返事も土壇場のきのうでした。
以前のような地域での元気さを取り戻したいものです。


1/27土曜日
ときどきHradaさんの事務所に行っては
ヨーロッパで買ってきた本・雑誌を見せてもらっています。
かなり日本でも手に入るようになったけど
コルソコモ・１０あたりで仕入れてくる本はやっぱり見応えが・・・。
コルソコモ・１０のブックストアはいつ行ってもいい本が在るというわけではなく、
ゴッソリあるときと、今回はサッパリ　という時があるらしい。
せっかく何十万円も掛けて、はるかミラノに行ったときに
ゴッソリだといいんだけど・・・・といってもしばらくは予定、皆目未定。


1/26金曜日
ともするといつもの自分のスタイルに陥りがちです。
自分の中で気持ちよい調和というのがあって、
意識しないうちに、ついそこに行ってしまいそうになる。
きょうはそんな帰結点を外そう外そうと模索していたものだから
たいしたことをしているわけではないのに、
夕方ドドッと疲れていました。
独りよがり。
でもこれがすごーく楽しい。


1/25木曜日
この頃、というよりはもう何年も、
漢字が苦手です。どちらかというと書くほうの漢字がからきしダメです。
今朝 入っていたアサヒタウンズというタウン誌に
漢字を書くクイズ３級と２級のテスト問題がありました。
思わずやってみたら、わたしの実力は完璧３級でした。
３級の問題は難なく出来たけど、２級はシドロモドロのボ～ロボロ。
で、漢検を受けなくても３級と分かりました。
英検も２級と３級の差はかなりすごいから
多分漢検もそうなのかもしれない。
この間 英検準２級の問題集とイタリア語のワークブックを買ってきました。
まだ一問もやっていません。
動きはいいほうだと思うけど、本を買ってそれでおしまいにしたこと数知れず。
本棚を見ると語学の勉強本の多さに呆れてしまう。
「英語で日記を書こう」なんて本はどういうわけか２冊もある。
買ったことを忘れてもう１冊買ったのです。
「継続は力なり」・・この言葉は
始めないことにはなんの戒めにもならないわけです。トホホです。


1/23火曜日
日差しの明るい午前中、郵便局まで歩きました。
夕方歩くのとはまるっきり別物の爽やかさが
朝の空気にはありますね。
健康光線があふれてた。
冬のうちは朝歩きに切り替えてもいいな・・・。
暖冬のせいか例年より星のマタタキがもうひとつ。
シリウスがピカピカ、オリオン座クッキリというのは
冬の楽しみなんだけど・・。



1/22月曜日
今、彫金のコマゴマした道具を入れてある缶は
小学校6年の時にどうしても欲しくて買ってもらった不二家のクッキーの缶です。
やっとのことで、親を口説き落とした時はうれしかった。
クラシックなクロスステッチの女の子模様が当時とても素敵な缶でした。

人生最初のおいしいものの記憶は、
銀座の不二家の２階のパーラーで食べた「マロン金時」です。
多分一人前を一人で食べさせてもらった最初の豪華なお菓子だったような
気がします。
「マロンキントキ」という響きは今もって燦然と輝いています。
ついでに言うと、駅の売店で売っていたミルキー、
持ち手が付いてて、表がペコで裏がポコ、目がキョロキョロ動く赤い箱の・・。
あれは憧れそのものでした。親はなかなか買ってくれなかったけど・・。
むかしむかし、不二家はそれはそれは素敵な存在でした。
ノースキャロライナもフランスキャラメルも大好きだったよなぁ・・.
そう、Ｌookチョコもだ。


1/21日曜日
きのうは大寒らしく雪もチラチラしたけれど、
だいぶ日も長くなって、夕方5時でうっすら明るいのがうれしい。
あまり読書しないけど、今読んでいる大竹伸朗の「既にそこにあるもの」
という本があまりにも楽しくて暇を見つけて読んでいます。
たまたま電車の中で読んだ「コモエスタ　ウワジマ」という章がおかしくて
笑いをこらえるのにものすごく苦労してしまいました。
そういえば、電車の中で笑いをこらえるのに苦労したのは3度目。
一度目は赤瀬川原平の「我輩は施主である」、2度目は小三治の「まくら」。
大竹の「既そこ」は読み進めるのがもったいないほど面白い。
笑いをどうやってこらえるかというと、読むのを一旦やめて目をつぶります。
でも微かに口元がブルブルしちゃっていると思う。
あまり見られたくない顔です。


1/19金曜日
４・５年前までは、土曜日の英会話教室に通っていたし、
30代のころは、イタリア文化会館までイタリア語を習いに行ってました。
このごろ、語学はサッパリです。
語学・・足を洗ったつもりは全く無いけれど、単語が脳に張り付いてくれないのです。
きのう、フェアの会場にイタリア革メーカーのブースがたくさん在って
イタリア人がお客を待っていました。
入ってみたかったけど、彼らににっこり「ボンジョルノ！」なんて声掛けられたら
え～と取りあえず「ボンジョルノ」と返して、「この革はどうやったら買えるか？」
なんてどういうふうに言うんだっけ・･それを言えたとしてもその後がもうチンプンカンプンだろな
なんて考え出したら、妙にカチカチになってとうとうイタリアブースに立ち入れなかった。
わたしの中にあるイタリア語は挨拶程度になってしまったのだ。
あんなに月謝払ったのに・・・。
今朝、たまたまイタリアから帰ったばかりのHaradaさんから電話があって
トレヴィゾに行くといいよなんて言われたものだから、
またムクムク、語学学習熱 復活の兆し。
今のわたしの脳は語学に対応出来るだろうか。


1/18木曜日
浅草で行われた革の見本市に行ってきました。
浅草は東京で旅情が味わえる数少ない場所。
せっかくだから「むぎとろ」でお昼をして、甘味処で「豆かん」のおやつをして、
仲見世を横目で見て・・・ちょこっと旅行をしてきました。
浅草のあと渋谷と吉祥寺に立ち寄る予定が無かったらもう少しドップリ浅草に浸りたかったな。
その昔、浅草松屋デパートの屋上に遊園地が在って、
ぐるぐる回りながら上がっていく飛行機の乗り物に乗った記憶があります。
下を見ると川が流れていて、屋上のヘリから飛行機が飛び出すようですごく怖かった。
できれば松屋の屋上に行って、そんな昔の遊園地の痕跡を確かめたかったです。


1/17水曜日
日々　娘に小言ばかりを言っている小言幸兵衛の母をやってます。
きのうから娘は修学旅行。
あぁ・・なんと穏やかな きのう、きょう。
　　　　　　　　　　そして多分 あす、あさって。


１/16火曜日
「こんなテンションの低いのをよく聞いていられるね。」と
この間　娘に指摘されました。
そう･･言われてみれば かなりロウテンション。
面白いわけではないけど、聞き慣れてくると
ユルユルとした内容が、さすがさすがのNHKと思えてくる。
音楽ばかり聞いていた時期を経て、
ここしばらくNHKの第一放送に耳が慣れ始めていました。
が、、耳から入ってくるものの心理に及ぼす影響も馬鹿に出来ない。
このままではロウテンションが移ってしまうような気がして、
数日前からサルサなんぞを聞き始めました。
やっぱり気分がウキウキします。
ただ、NHK第一を聞いていてその良さを充分感じたから、
音楽に飽きたらまた聞くだろうし、
もし眠れない夜があったら、「ラジオ深夜便」にも手を伸ばそうかな
と思っています。


1/15月曜日
このごろの若い男子のヘアスタイルは重力に逆らった
怒髪 天を突くタイプが多いけど、本日めずらしく横分けワンレン
サラサラボブスタイル、ズボンは別珍のニッカポッカという
かなり個性的な若い男の子を見かけました。
すごく似合って、ちょっと目立って　かわいかった。
ファッションはその人に似合っているかどうかが価値を左右する ・・と思うのです。
似合えば何を着ても構わないとすら思うけど・・・どうだろう・・。


1/14日曜日
賞味期限が1日や2日切れても飲んでますねぇ･･我が家では・・。
油ものは酸化が怖いからやめておくけど、
牛乳、ヨーグルト、キムチ、あたりなら全くOK。
捨てるなんてとんでもないです。
夫と娘は、すぐ賞味期限でガーガー言うけど、
わたしは、このまま家庭内‘不二家‘をやって行くだろうなぁ。


1/13土曜日
ここ数日、簡単なバッグばかりを作っている。
人間わがままなもので、簡単なバッグばかりを作っていると
むしょうに手縫いで凝ったバッグなんぞを作りたくなったりする。
そんな本日、ある雑誌を見ていたら、昔お世話になった吉田カバンの
創業者吉田吉蔵さんが紹介されていました。
手縫いの手ほどきを直接してくださった恩人です。
もし吉田会長がいらっしゃらなかったら、今の自分は無かっただろうなぁ・・。
吉田吉蔵会長と初めてお会いした時の印象・・・
「なんて素敵なお顔のおじいさまだろう。」でした。
突然電話をした「何処の馬の骨」なわたしとも気さくに会ってくださり
熱心そうだから・・と道を開いてくださった。
本当に懐の深いかたでした。
顔というものは、やはり人柄が滲むものですね。


1/12金曜日
納豆が手に入らない。
おととい、きのう、そして今日。
夕方行っているスーパーの納豆売り場はスッカラカン。
ワケはちゃんと知ってます。
「アルアル・・」だったか「ガッテン」だったか、痩せるなんて言ったものだからこの始末。
無いとなると妙に食べたいのです。
国産の小粒が良いです。カラシを効かせ、付いているタレでなく
醤油がやっぱり良いです。香りのよい青海苔があるとなお良いです。
ただし納豆を食べたあとのご飯茶碗は指の天敵です。


1/11木曜日
運よく買っていただいたバッグの「その後」は、
ほとんどわからないのですが、ときたま
買ってくださった持ち主との再会で、
使い込んだ「その後」のバッグと出会えることがあります。
成長した卒園児に出会った保母さんのような
そんな気分です。
平尾さんのHP「民家再構」を覗いたら
泥大島のお着物に、昔作った印傳のバッグが写ってました。
なかなかのコーディネイトぶりで、うれしい！
作り手冥利ってヤツですかね。


1/10水曜日
休み中、作業台がスッキリしていたけど、
きのうあたりからまたゴチャゴチャが始まりました。
いつもの仕事と「本」用の仕事は、まったく使う材料が違うので
本用のひとかたまりと、通常のひとかたまりのフタヤマが、
台の上で面積をせめぎあってます。
次回の本の仕事は、ある条件をクリアさせなければいけない。
手元に用意したいろいろな素材で
アーデモナイ、コーデモナイの試行錯誤をし始めたのだけれど、
このアーデモナイ、コーデモナイが、ものすご～く楽しい。
試行錯誤でいいもの出来るとは限らないんだけど
このプロセスの中で、ポロリひらめいた瞬間が私のウッヒッヒタイム。
ただ、そう簡単に問屋が卸さないのです。


1/9火曜日
冬休みの最後は家族小旅行をしてきました。
実は、行きの飛行機が台風並みの低気圧で欠航して、
急きょ行き先変更。行き当たりばったりの陸路旅行となりました。
羽田から新宿へ戻り、行きやすくなった鬼怒川へ。
かなり年寄り臭い場所だったせいか、
娘はあまり面白そうではなかったけれど、
わたし達夫婦にとっては、売りは温泉だけ･･という場所が
心身ともに休まるのです。
もう少し年取ったら東北のひなびた湯治場にでも、長逗留してみたいな。


1/5金曜日
今年の娘へのお年玉は、変な現物支給でした。
ダツモーです。
未成年は必ず親同伴ということになっているので、
某ビューティセンターへお付き合い。
ダツモーって一回では済まないのです。メンドーです。
そのたびに親同伴て、、、なんという大親バカか。自分でもあきれてしまう。


1/4木曜日
可燃ゴミの収集も始まり、お正月気分も抜けつつあります。
ホッとします。
年の初めに当たり、なりたい私を少しばかりイメージしました。
なりたい自分になりたいものです。内面も外面もこう在りたいし、ああ在りたいのです。
まずは昨日からはじめた今流行のマッサージ。やりすぎて今朝 鏡を見たら
部分的に赤くなって、むくんだみたいになっていた。
ついやりすぎる悪い癖。そしてすぐ飽きる。
今年はそれを悔い改めよう！
「夢を持とう！希望を持とう！楽しもう！わくわくしよう！どきどきしよう！」
一応自分を鼓舞するために今年の標語を作ってみました。


1/2火曜日
あけましておめでとうございます。
２００７年をいい年にいたしましょう。
昨日今日は、お互いの実家巡りでした。
本日の長い車中、
行きは大竹伸朗の特集雑誌を読みながら、
帰りは次の仕事のアイデアをあれこれ練りながらの楽しい道中でした。
大竹の特集記事の中にあった浅田彰の記事が面白かった。
そして大竹自身の言葉も。
次回のアイデアも案外冴えてたし、マズマズの新年お始まり。（と一応ポジティブ思考）
このまま「いい感じ」をキープしながら、仕事路線に入れますよう。（と少々神仏懇願系）























ときどきメモ 過去
・2006/12
・2006/11
・2006/10
・2006/09
・2006/08
・2006/07
・2006/06
・2006/05
・2006/04
・2006/03
・2006/02
・2006/01
・2005/12
・2005/11
・2005/10
・2005/09
・2005/08
・2005/07
・2005/06
・2005/05
・2005/04
・2005/03
・2005/02
・2005/01
・2004/12
・2004/11
・2004/10
・2004/09
・2004/08
・2004/07

<もくじへ戻る>