ときどきメモ

10/31水曜日
食卓の端に置いてあるパソコンをついダラダラ
見てしまう悪習を断ち切るために
朝7時半にコードを抜き、手の届かない場所に置き、
夜7時半に改めてテーブルにセットするという生活にして数ヶ月。
この習慣、なかなか良いです。
昼はテレビも見ないので 自然と
本を読む時間が増えました。
数年続いた我が幕末ブームはいつの間にかサッパリ消え去り、
4月に「蝉しぐれ」を読んでからこのかた、
ズーーッと藤沢周平です。
もしあの時 鶴岡に行ってなかったら、読まなかったと思う。
(藤沢周平は鶴岡のひとなのです。)
鶴岡はいい町です。
時代小説なんてつまらなそう、という先入観は藤沢周平によって
みごと打ち破られました。
藤沢周平が語る日本の情緒・情感は素晴らしい。
鶴岡から見る山々の感じ、流れている川の感じ、古い家々、
当方、過去2度ばかり現地の空気を吸わせてもらった強みがあります。
だから楽しみが増量するのでしょうか・・。
近所の書店では用が足りなくて
アマゾンにお世話になってます。
母に頼まれていた山川静夫さんの歌舞伎の本が
(母は山川静夫ブーム)
本日届き、チラリ読んだらこれもなかなか面白い。
やっぱり読書の秋ですなぁ。

10/28日曜日
きのうは十三夜で月がきれいでした。
満月でなくても十三夜なのですね。
月は7パーセント引きくらいの大きさでした。
本日は今シーズン初のおでん。
朝から薄味に仕込みました。
実は恥ずかしながら「ちくわぶ」がけっこう好きです。
我が家でこれを食べるのはわたしだけ。
いつだったか
「おでんのちくわぶを好きな人が信じられない。」
「わたしも。」という会話を聞いて
そんなにマイナーなおでん種だったのか・・・と
改めて知りました。
変人と思われそうであまり「ちくわぶ」好きとは
これまで言いませんでしたが、
あのモチモチ感がけっこう好きです。
小さなカミングアウト。

10/25木曜日
今朝の新聞の大日本地図には心底ゾッとしました。
その地図は、ことが起きたとき
1週間で100ミリシーベルトを超えるのは
原発から30キロを超えそうですかねぇ・・という
いたって淡々とした地図の図解でした。
(被爆は年1ミリシーベルト以下であるべしなのです。)
これを見て、ゾッとしない人が居るのでしょうか!!
風水害の予測なら、復興復帰は時間の問題で済むけれど、
原発事故ばかりは、もう一度起きたら
もう未来は無いです。
核に汚染された将来のない国になってしまう。
脱原発しかないでしょ!を強く意識した本日でした。
そんな本日、
普通の人が買う雑誌で唯一、
原発とか沖縄とか、紛争で傷付いた子供たちのこととかに
真剣に立ち向かう大好きな雑誌
「通販生活」の記者さんと写真家さんとミシンの専門家が
我が家に来てくださいました。
今日も昨日と変らない我が毎日、代わり映えゼロの我が日々に
たま〜にやって来る「ハレ」の時間です。
ソワソワ楽しいひとときでした。
ただ、気になるのは写真映えしない我が姿です。

10/22月曜日
作業をしていたら扉をコツコツする人が・・。
毎年灯油をお願いしている本所さんが灯油を入れに来てくれました。
タンクに80㍑入りました。
毎年10月の下旬になると灯油のご用聞きに来てくれる本所さんは
いわば新潟・瓢湖の白鳥です。
冬の使者。
何かの拍子に長雑談してしまうことがある本所さんだけれど、
本日も雑談dayでした。
石油事情から入って政治のこと、原発のこと、近頃の若者のこと、
ベラベラ べらべら、
本所さんはなかなか社会派なのです。

10/21日曜日
今日は作業をして、夕方メガロスに行くつもりでいたら、
朝 娘が新宿に付き合って欲しいと言う。
行きたいところは伊勢丹。
バッグとコートを買いたいと言う。
似合うかどうかみて欲しいと言う。
娘が大学生だった頃は、何かと出費がかさんだ。
洋服その他はコッチ持ちだし、
遊びに出るときは「あの〜`補助金`をいただけたらうれしいのですがぁ。」
などと要求されることしばしばでした。
4月に就職してからすべて自分で支払うようになりまして、
つくづく楽になりました。

10/20土曜日
週末らしく、夜は映画にしますか・・と夫婦で一致して、
何にしようか・・で決めた映画は
午前10時の映画祭の夜上映の部「甘い生活」。
カトリックの常識が無いと「ん?」と思うことも多かった。
起承転結が無い長い映画は分かりづらかったけど、
荒んだ生活を送る主人公が、清らかな天使のような少女と、
偶然浜辺で出会い、波で声が聞こえず、判りあえないところで終わる最後の場面で、
初めて「アッそうなのか。」と判らないままなのに、
少しだけストンと心の中に落ちたような気がしました。
映画に行く前に家で支度をして食事をしてからだと間に合わなかったので、
「かかあん」というお蕎麦屋でほろ酔いセットの
夕げを済ませて出掛けました。
「かかあん」のほろ酔いセットは、
こういう時ちょうどいいあんばいです。
突き出しの枝豆にマグロの山掛け、
胡麻豆腐にカブと茄子と豚肉の焚いたのに
イワシのつみれ揚げにせいろ蕎麦+生ビールor日本酒or焼酎or瓶ビール。
「かかあん」は混んでました。

10/19金曜日
本日金曜日。
夫は飲み会、娘も遅い。
6時過ぎ、ルルルの気分で荷物を持ってメガロスへ。
と駅まで来たところで、
夫から飲み会中止の電話。。。
え〜〜〜!すっかりメガロス気分だったのに・・・。
夫は食べて帰るからいいと言うけど、
味の濃い、カロリーの高いものを食べるに決まってる。
引き返そう。
夜ウオーキングついでにカラオケに行こ!
と遊びのメニューを変えました。
(ウォーキング+カラオケから帰ってきた今、ノドがヒリヒリ。)

10/18木曜日
「通販生活」秋冬号が来ました。
原発と地震にに対して真面目で真正面。
某スジから圧力がかかるのではと心配してしまうほど。
それでいてユーモアたっぷり。
大型家具の耐震テストなどは
むかしの「暮しの手帖」を彷彿とさせる。
あまり買い物をしない読者ですが、
頑張って欲しい本です。

10/16火曜日
毎晩9時前後にウォーキングをしています。
だんだん冷えてきています。
確実に冬が来るぞ!と感じさせられた今晩のウォーキング。
夕食後 マッタリたそがれていた原っぱのノラちゃんも
この頃は早々にねぐらに引き上げるのか
見かけなくなりました。
夏の猛暑期と、
冬の厳寒期と、どっちを選ぶ?と聞かれれば、
夏の蒸し暑さのほうがマシと答えます。
娘は、お母さんが夏生まれだからよ・・と言います。

10/15月曜日
少し温度高め、過ごし易い秋晴れの一日でした。
一年の半分ぐらい こういう日がいいな。
きょうから次回の個展のものを始めました。
(オーダーのバッグとの二本立てだから
 早め早めのお手当です。)
何の制約も無い勝手気ままさが楽しい。
作り始めたのは、小さめのカブセの二本手。
着物でも、夜のワンピースでも、普段のジーンズでも
使えるようなバッグ。(の つもり)
どうかうまく行きますように!

10/14日曜日
夕方メガロス。
腹筋のマシン→腿鍛えマシン→空中駆け足マシン→
自転車マシン→再度腹筋マシン。
一時間タップリ頑張りました。
終えて着替えて階段を降りる時、膝がカクカク笑ってしまって
手すり無しには怖くて降りられませんでした。
まるで老女のようだったと思う。
並んでいる空中駆け足マシンの隣にかなり太った中年男性がいました。
始めてから気が付いたのですが、
チョー汗臭い・・・「ウウ・・」。
少しの間だから我慢我慢!と10分ほどしたら
その男性が「ハーハー」し出した。
今度はひどい口臭・・・「ウワッ!」。
それから5分ほどは汗臭さと口臭のダブル攻めでした。

10/13土曜日
一泊で夫と小さな旅行をしてきました。
甲府方面。
泊まったところは笛吹川を見渡せる旅館。
我が家から中央道を使うと気楽に行ける温泉場は、
「たいしたことない。」とバカにしていたけれど、
「探せば案外いいところも在るものだ。」と思いました。
帰りに河口湖方面に回り、硬くて有名な吉田うどんをたべて帰ってきました。
昨日のお昼は`ほうとう`だったからうどんに縁のある小旅行。
ほうとうはイヤに高くて、
吉田うどんはイヤに安かった。

10/11木曜日
今までに文化出版局で出していただいた本は7冊。
そのうち、一番古い本は絶版になって久しい。
そろそろまた絶版になるかも・・・と思っていた矢先、
本日 文化出版局から何やら・・・。
「来た!」と開けてみたら、
なんと 重版のお知らせでした。
久々なのでうれしいビックリ。
2冊在ったのですが、両方とも革のバッグの本でした。
ありがたいなぁ!!!
7冊の本全部を担当してくださったhさんは
定年退職後、多忙さと優雅さを素敵にミックスした毎日を
送っていらっしゃる。
彼女が企画して声を掛けてくださらなかったら、
本はおそらく一冊も出せなかったと思う。
つくづく ありがたかったなぁ !!!


10/10水曜日
オーダーのバッグのペンキ仕上げ前までを
やっと9月に終え、10月に入ってから
依頼されていた簡単なバッグを作っていました。
条件があるけど まあ何とかなるかな・・と始めたら
不慣れな縫製方法+簡単なバッグ・・この2条件をクリアするのは
思ったよりたいへんでした。
7個作って3個ボツ。
午前中に最後の1個をやっとこせ終え、午後からは
そろそろ 来年に向けた個展モードに頭を切り替えないと・・と
買ってあった革などをあれこれ出して、眺めてはみたけれど、
頭がぜんぜん切り替わらない。
「そうだ!!」というヒラメキ皆無。
ヒラメキ無しにデザインしても
「どうしてこんなもの作っちゃったんだろ。」という後悔が見えるので、
本日3時で作業中止。
個展モードにスイッチが入り、スーイスイと作り始めたいものです。

10/9火曜日
急に秋らしい気温になったので
午前中、掛け布団を冬仕様に。
もっと寒くなったら、毛布をプラスし、
もっと寒くなったら、湯たんぽが始まる。
布団=厚いの出す・薄いの仕舞う、
カバー=薄い用 外す・厚い用 掛ける。
家族3人分の作業量はけっこうなもの。
3人でこれだから、5人6人分をひとりでやるお母さんは
大変だろなぁ。
この夏は長かったから、
タオルケットのあと、薄い布団に
お世話になったのはほんの数週間・・・。
暑いのもイヤだけど、寒いのも嫌い。
ちょうどいい気温はアッという間に素通りか・・・。


10/7日曜日
「お願いがあるの。」と母が言うので「なぁに?」と聞いたら
「伊勢丹に行きたいのよ。」と言う。
本日、伊勢丹デパートのお付き合い。
母を迎えに行き、午前10時半に伊勢丹に着き、出たのが午後4時。
5時間半の 在 伊勢丹。
わたしの買い物はと言えば 食料品少々。
疲れやすいはずの母が けっこう元気で上機嫌。
帰りの車の中で「月に一回ぐらいお願い出来るかしら。」と言う。
親孝行、したいときに親は無し。・・と心で呪文を唱えつつ、
「お安いご用よ。」と答えました。
フゥ・・・!

10/5金曜日
またユザワヤに行きました。
そのついでにメガロスに行こう!その前にちょっと伊勢丹に寄ろう・・
と夕方出掛けました。
ユザワヤで買ったものにトレーニングウエア類がプラスされ けっこうな荷物。
この夏 アリアワセの帆布で作った大きなトートバッグを
提げて伊勢丹のY`sを見ていたら、店員さんに
素敵なバッグですねと そのアリアワセバッグを褒められました。
(たいしたバッグじゃないんです。
 お客が少ないと アリガチなシチュエ イションなのです。)
「ありがとうございます。」とお礼を言ったら、
「どこのバッグですか?」と`ちょっとマズイな`な質問をされ、
仕方なく、「わたしが作ったんです。へへ・・」と答えたら、
「ワッ!上手ですねぇ!」と言っていただきました。
なんだか恥ずかしくなって スゴスゴ Y`sを離れました。

10/3水曜日
記念切手は しょっちゅう発売されるけれど、
「う〜〜ん、残念かも。」の図柄も多い。
今日、ついでの郵便局で買った国体の50円記念切手は
スッキリして なかなかよい絵柄。
ワガママを言わせてもらうなら、、
自転車の柄とボートの柄の2種類でワンシートなら
もっとよかったなぁと思いました。

10/1月曜日
午前中、立川のユザワヤに出たら、駅で赤い羽募金をやってました。
赤い羽募金の日と言えば、その昔は
上着とかスカートとか、どこかにウールをまとっていた様な気がします。
(本日、オール コットン)
一応、デモンストレーションのつもりで胸に赤い羽を付けてもらった 暑〜い10月1日。
台風一過の中央線 多摩川超え、奥多摩方面の空がいつもより大きかった!
真っ青な空、同じ形の雲が同じ高さで奥多摩の山々まで続いている。
雲が教えてくれる空の高さ・川の奥行き。
こういう日には鉄橋の上でサービス停車してくれないかしら・・
と思いました。
夜は夜で、きのうの分を挽回のしたかの様な `ほぼ`中秋の名月でした。


 

 

 

 


2012/09
2012/08
2012/07

2012/06
2012/05
2012/04

2012/03
2012/02
2012/01
2011/12
2011/11
2011/10
2011/09