ときどきメモ

8/30火曜日
オーダーのトートバッグは終盤なので、
新しいキッド(山羊革の小版)で新作も始めてみた。
裏地をリネンにしようかと革と合わせてみたら
しっくりしない。
何か適当な裏地は無いかしら・・・と
材料をあれこれ漁ったら、
何年か前のHow to本の時に文化服装学園の購買部で買った
カーキの木綿のデッドストックが見つかった。
密に織られたチノのようでいて もっと薄地。
パラフィン加工なのか、特別にい〜い雰囲気。
HOW TO本には使わなかったけど、
なぜ使わなかったのかな・・と思うほどいい感じの布。
あと10mくらい欲しい。
この布、まだ文化の購買部にあるだろか・・・。
無いだろうなぁ・・・。
でも、行ってみようか・・・。
文化の購買部の生地売り場はかなり穴場なのです。
夏に厚地のコート地だって豊富に売っています。
ただ、お休みが多いのがネック。

8/28日曜日
おとといの晩、夫が宴会だったので
娘とマッタリ晩酌していた時だった。
娘の向こう側の壁の上の方に何か黒いものが・・・。
ゴキブリだった!!
ふだん我が家にはゴキブリは居ないのに!!
なんでなんだぁ?!と動転しつつ、
あわてて、娘のヘアスプレイをシューッと掛けてみたけれど
本箱に逃げられた。
翌日夫に買って来てもらったゴキ対策グッズは
ゴキブリホイホイとホウ酸ダンゴ。
ホウ酸ダンゴは、小さな地雷のような形状で、
目立たないからいいけれど、
困ったのはゴキブリホイホイのド派手で幼いデザイン。
赤い屋根・黄色いれんがの壁のお家型、花壇には花が咲いていて、
屋根には猫が居て、アーチ型の窓からはゴキブリがニコニコと手を振っている。
組み立てて置いてはみたけれど、見るたびに「こんなのやだ〜〜!」と思う。

8/27土曜日
夫の実家に久しぶりに出掛け、
亡くなった母のお墓に行ったら、灯籠がたくさん倒れたままになってました。
八王子の父の墓では倒れた灯籠は見かけなかったから、
東京より千葉の方が揺れが大きかったのか、地盤がちがうのか・・・。
3,11は案外身近でした。

8/26金曜日
ジュエリーデザイナーの片岡さんからお知らせが来た。
新しくショップをオープンされる。
http://yoshinobu-kataoka.blogspot.com/
革の本の時に撮影場所として利用させていただいた
東日本橋のジュエリーのショールームが素敵だった!
(名刺交換しただけのアイダガラなのです・・・。)
あの場所をプロデュースなさったのも片岡さん。
古さと新しさと、西洋と日本と、洗練の個性が絶妙にミックスされて、
当時もっともトンがった場所に思えました。
今回も素晴らしそうな空間です。
あまりジュエリーに縁が無いのですが、
あの片岡さんのお造りになる空間は一度拝見したいものです。

8/25木曜日
サンタ・マリア・ノヴェッラのポプリ。
パッと見は腐葉土。
この一見 腐葉土が素晴らしい大人のカホリ。
去年100グラムの袋入りをひとつと
70グラムの箱入りをひとつ、別々にいただいた。
このポプリはお高いのです。
ときどきお皿に出しては香りを楽しみ、
また袋にキッチリ戻す、、というような貧乏マル出しの
使い方をしていました。
先日、アーツ&サイエンスで店の女性とおしゃべりして、
ポット入りのポプリがあることを知りました。(それもサイズいろいろで)
あの店のポット入りポプリはもう8年!も匂い続けているんだそう!
鼻を近づけたら、まだまだ濃く香る。
「そうだ、蓋つきのポットに入れれば良かったのだ!」とひらめき、(いささか遅い!)
陶倶楽部さんで買った白磁の蓋付きの壷に計170グラムのポプリを入れたら、
まさに誂えたような量。
以来、朝起きると蓋を開け、夕飯の前に蓋を閉めるという使い方をしています。
優雅な気分。
トイレに70グラム入りのほうの空き箱を置いたら、
トイレの前までい〜いカホリ。空き箱でもこれだけ匂う。
(100グラム入りの明き袋が消えたと思ったら、娘の部屋に在った。)
ポプリの成分は㊙で「謎」らしい。
※サンタ・マリア・ノヴェッラの壷は素焼きだった。
 香りのためには、素焼きがいいのかも。
 素焼きの中を見たら釉薬が掛かっていたから、磁器でも代用できるかなと・・・。
 

8/24水曜日
また暑くなりました。
でも夕方外に出たら暗いし、涼しいし、
秋が確実に来ていますね。
ホッとします。

8/23火曜日
夕方、「江面さん,母に電話してくださってありがとう。」と明るい声で
hさんからお電話があった。
「えっ?電話?・・・していませんが・・(汗)。」と言って互いに絶句。
どうやら、hさん今朝わたしに電話をするつもりが
陶芸家のどなたかにお電話して、声が似ていたので
すっかりわたしと錯覚して、
お母上のところでの個展のOKを取り付けてしまったらしい。
わたしも焦ったけれど、hさんも相当焦っていらした。
それにしても、hさんは,ある陶芸家を江面と思い込み、
お相手の陶芸家も何も不思議に思わず受け答え、
本日、hさんのお母様に了承のお電話をして、
お母様も江面と思い込んで話が進んで、hさんに報告したということだったらしい。
びっくり!こんなこともある?
思い込みというのはゲに恐ろしや。
振り込め詐欺もこういうことなんでしょうねぇ・・・。

8/22月曜日
夕方、近所の大きな空き地のフェンスの向こう側に
いつもノラちゃんが居る。
餌を待っているらしい。
きょう何日かぶりに見に行ったら、
トラチャンとウシ君とエジプシャンとあだ名を付けている3匹と
トラチャンによく似た子猫が2匹増えて計5匹になっていた。
覗くと大人の猫はすぐに逃げるのに
子猫は餌をもらえると思うのか近づいてくる。
こんな草ぼうぼうの原っぱによく生きていられるなぁ・・と切なくなる。
わたしを見る子猫のつぶらな瞳に胸キュンキュンしながら、
無事に大きくなれよ・・・と思う。
誰かがここで餌をあげている。
きれいな猫ちゃんたちは栄養状態がヨサゲなのです。
しかし、5匹分の餌を毎日運ぶのは並大抵ではないでしょう。
気まぐれにときどき見に行って餌をあげることは
いいことなのか、いけないことなのか、、
複雑です。

8/21日曜日
上映館が恵比寿の写真美術館ということを数日前に
夕刊で知った「ジョン・レノン ニューヨーク」という映画。
ちょうど気になっていた鬼海弘雄「東京ポートレート」という写真展も
写真美術館で開催中だったので、「これは行くべし!」で、
午前10時に恵比寿駅東口に降り立つべく
元気に早起きして出掛けた。
ああそれなのに・・・、
ジョンレノンの映画、20分ほどで音声がプチと途切れた。
係の人が謝りに来てもう一度最初から見ることになった。
(途中からでいいのに・・・。)
ああ20分の損失・・と心の中でブツブツ。
2度目の上映、最初から・・・。
また同じところで音声がプツリ無くなった。
「こりゃダメだ」と諦めて映画館を出て、
地下の鬼海弘雄展へ。
(しかし、ジョンの映画!公民館じゃぁあるまいし
 せっかく早起きしたのに・・・とプンプン気分だった。)
鬼海弘雄写真展は打って変わって面白かった!!
やっぱり作者のセンスなんだろうな。
写真の下にある、題名というかコメントというか写真に対する写真家のつぶやきというか・・・
が絶妙で、笑いをこらえること数度。
思った通り存在感に満ちたいい写真群でした。
個人的に浅草を少々知っているだけに実に面白かった。
時間がまだ早かったので、
目黒のクラスカでやっているスターネット展を見に行ってから
代官山に回って見たい店を見て、けっこう充実の日曜でした。
本日が涼しかったから出来たワザでした。

8/20土曜日
先月、たまたま知った実家の近くの
ヤオコーというスーパーマーケット。
我が家の近くの某sより某cより
よほど楽しいスーパーマーケット。
食材が豊富。
エシレのバターだって売っている。
塩っぽい美味しい鯛焼だって売っている。
変わった料理のデモンストレーションコーナーは常設。
すっかり夫婦で気に入ってしまった。
夕方、夫が「ヤオコーに行かない?」と誘ってきた。
我が家のヤオコーブーム、当分続くかも・・・。

8/19金曜日
待ちに待った涼しさです。
ケアハウスの伯母は誕生日がもうすぐ。
今年こそ母の家に連れて行って誕生会をしようと計画してました。
それが本日。
イチゴどっさりのデコレーションケーキに
派手目なブーケ、ちょっと高めのパジャマをプレゼントにして開催。
いやはや大変でした。
疲れたぁ!
家に帰ってビールを飲んだら、
シャワーも浴びず、ソファで爆睡でした。

8/18木曜日
エアコンをつけていても玉の汗。
椅子に座っているズボンの腰の部分もジットリ、
Tシャツもジットリ。
廊下に出れば、温風機で暖めている?と思うほどの暑さ。
明日から涼しくなるというニュースだけが
救いと支えでした。

8/17水曜日
『「チェルノブイリ・ハート」を見に行かない?』と娘に言ったら
「言うと思ってた。」と行動を見透かされてました。
彼女も見たかったらしい。
夕飯を用意して、7時40分の最終を見るために
あわてて家を出て、立川で娘と待ち合わせました。
シネマシティの6階。
お客の入りは16〜7人くらいか・・・少ない。
1986年のチェルノブイリ事故から16年後と20年後のドキュメンタリー。
放射能事故の現実は非常に厳しいです。・・・やはり。
特に、事故以降に生まれる子供を含めた10歳(事故当時)以下に。
是非見た方がいい映画です。
非常に厳しい内容ですが・・・。
深刻で重いこの映画の中で、唯一笑えるところがあるとすれば、
心臓の手術を執刀したアメリカ人医師の手術着。
冗談みたいに派手です。それも上下揃いです。

8/16火曜日
このごろウォーキングは夜にしてます。
月が案外クッキリ。
今日の月は少し右上が欠け始めていて、
昨日がやっぱり満月だったみたい。
毎日毎日、秋に納めるトートバッグを
作ってます。
トートバッグはまとめ上げを
リョーコさんにお願いしてます。

8/15月曜日
またやってきた8月15日。
3,11があった今年はまた新たに、
平和に暮らして来た普通の人々を苦しめる違うタイプの戦時中が
始まったようで特に重く感じる日です。
いただいた時、3分の一ほど読んでそのままにしていた
「戦争と戦後を生きる」大門正克著という本をじっくり読んでます。
普通の人々が戦争にかり出され、傷つけられ、殺され、家族を崩壊させられ、
その後も苦しめられたことが、今また起こっているようで、
今また緩慢なかたちで虐殺されているようで、
手元に在ったこの本を読まずにいられなくなりました。

8/14日曜日
午後4時近く、上野駅前のビルの電光掲示板には「35°」の文字が
刻まれていた。
きょうは「古代ギリシャ展」に行ってきました。
ルーブル美術館とかウフィツィ美術館とか大英博物館とか
にある一部の展示物を日本に持って来た展示会は(今回は大英博物館の)
その規模の小ささにガックリさせられることが多くてあまり行く気がしない、
けれど、娘のたっての希望(また)で重い腰を上げました。
あれが紀元前と思うと水準の高さにうなります。
今のギリシャはひどいことになっているけど
古代ギリシャはほんとに素晴らしかった。
大英博物館の英国も今は若者が不満をぶつけてひどいことになっているけれど、
昔は、世界のお宝を有無を言わせずぶんどって来られるほど強い国だったのでした。
(ちゃんと保存してもらってよかったとも思う。)
しかし暑かった。
電車の中、上野界隈は子供率が非常に高く、
さすが夏休みコアと思いました。

8/13土曜日
昨晩の帰り道「流れ星を見た」と娘が言っていたので、
ネットで調べたら、ペルセウス流星群らしい。
夜 散歩に出て北東の空を見上げたけれど、
一個も見ることが出来なかった。
こんなマチナカできれいな流れ星を見られたら
さぞうれしかっただろうな。

8/12金曜日
いくらか今日のほうがマシか・・・の暑さ。
午前中、ボーッとして元気が出ない。
ソファーに横になって、しばらくして向きを変えて
背もたれ側に顔向けて少々昼寝。
この寝方は少々危険かなぁ・・と思ったけど。
ウスボンヤリ寝てしまった。
危険的中、起き上がって寝ぼけて、
後ろから転落。
頭を打って目が覚めた。
昨日今日、ついてない。

8/11木曜日
茹だるような暑さ。
娘のたっての希望と、火を使う面倒くささ(わたしの理由)を掛け合わせて、
昼食は近所の台湾料理にした。
主人がコックで奥さんがウエイトレスの2人経営。
娘がキクラゲと卵の炒め物定食、わたしがブロッコリーと海老の炒め物定食を
食べていたら、途中でエアコンが切れてしまった。
(そう言えば、たどたどしい日本語の奥さんが
「エアコンが・・・」なんとかと言ってはいたが、意味不明だった。)
それからグングン室内の温度が上がり、
顔と首に流れる汗を拭き拭き箸を動かした。
冷たいジャスミン茶を3杯もおかわり、飲まずにいられない・・・。
途中扉を開けて入って来たリュックのお客は、
一旦入って、わたしたちともう1組の茹だった様子と温度を感じて
すぐ出て行ってしまった。
涼しいところでアツアツの中華を食べるつもりが
岩盤浴しながら食べたみたいで とんでもなかった。

8/10水曜日
絵を描いている山口一郎氏がペインティングで出演するという
福島の「子供達をたすけなきゃな!」というイベントに行ってきました。
一緒に行ったのは障害のある子供に絵の指導をしているoさん。
このライブは音楽と絵のコラボ。
山口氏は赤い花の絵を描きました。
いきいきとした黒い線に真っ赤なペイント。
熱気のこもった音楽充満環境に負けないくらい
強くてあか抜けた絵でした。
一緒に行ったoさんも絵も音楽もよかったー!と言ってくれた。
誘って大成功。
出掛けるのが億劫なほどの酷暑だったけど
楽しくて、いい暑気払いになりました。
http://www.super-deluxe.com/2011/8/10

8/9火曜日
酒粕と水を火にかけて砂糖を加えた我が家の甘酒、
しばらく前までちょっとしたブームで、
今も1キロの酒粕が冷蔵庫に2袋、冷凍庫に1袋、計3キロもある。
大吟醸の酒粕!美味しいのです。
ただ、温度とモワっとした口当たりがどうも、夏向きでない。
甘酒は夏の季語だし、栄養的にも今こそ「飲むべし」なんだけど・・・。
しばらくやめてみて分かったのは、
お腹回り。
明らかに甘酒を続けている方が太らない。
これは事実。
また始めようか!甘酒。

8/8月曜日
立秋。
酷暑が復活しました。
暑くなければ良いお米は出来ないけれど、
ことしはちょっと複雑ですね。
よく分からない米の先物取り引きなんていうのが いきなり始まった。
先物取り引きは灯油で不当に高く買わされたりしたせいか、
米はどうなのよ?って思います。

8/7日曜日
昨夜は、また「映画でも行く?」になって
「何を見る?」になって消去法で選んだ映画が「コクリコ坂から」
という映画。
宮崎映画は、人物以外の画面が綿密で見応えがある。
人物は物足りないけれど、懐かしいいい映画でした。
挿入歌の坂本九の「上を向いて歩こう」。
こんないい歌だったのかと改めて・・・。

8/6土曜日
新宿ルミネの本屋の美術本の棚に在った
「東京ポートレイト」という写真集を偶然手に取って
見始めたら、わけもなく引き込まれてとうとう最後まで
1ページ1ページ丹念に見てしまった。
(先日の上京の際)
とても惹き付けられる(主に人物の)写真集だった。
一枚一枚の存在感が重厚。
こんなに惹き付けられるなら買おうかと思ったほど。
その写真家の名前も憶えずに帰って来たので
ネットで調べたら鬼海弘雄というかたの写真集でした。
何十年ものあいだ浅草の人々や風景を独自の視点で撮り続けたかたらしい。
折りも折り、ちょうどその日、都バスの車窓から浅草界隈を眺めつつ、
ふと或る人物に目が止まったのです。
東武浅草駅近くの古いビルの花壇に所在なさげに腰掛けた初老の男の人。
気むずかし気な職人顔、きちんと刈られた五分刈り頭には
キリリきつめに巻いたネジリハチマキが載っていた。
近頃の職人さんのタオル巻きとは完璧に一線を画す正当派の美しいネジリハチマキ。
これぞ浅草!これぞ江戸前!・・・ながら、このおじさんの所在無ささが
昨今の不景気を物語っていたよなぁ。
この人の放っていた存在感と「東京ポートレイト」の中の人物の存在感は、
ピタリ共通でした。
この人のことがあって、「東京ポートレイト」を一生懸命見たのか,
単なる偶然だったか、分からないのですが・・・。

8/4木曜日
午前中、革屋さん2軒。
むぎとろでお昼を食べて(今回はバイキング)、
午後は浅草から銀座線に乗ってイオギャラリーへ。
革は見てから買いたいから出掛けたのですが、
やっぱり行ってよかった。
手間ひま掛けて革は選ぶべし!です。
台東区の奥地へはお茶の水で総武線に乗り換えて
浅草橋から都バスに乗って、、、つまりかなり遠い。
イオギャラリーでは大橋さんにもお会いしました。
ヘアスタイルを変えていらした。
パーマヘア、整えていない感じがジャスト「今」。
紺の木綿のワンピースの洗いざらし感、
ちょっこっと留めてある黒い安全ピンの何気なさ、
その下にお召しになっている白いTシャツの若々しさ、
+ポールハーデンのストラップ靴。
出来ることなら、大橋さんのファッションを毎日こっそり覗きに行きたい。

8/2火曜日
去年の今ごろは、猛烈な暑さの中 メチャクチャ焦りながら9月の作品展の
作り込みをしてました。
それを思うと今年は涼しいわ、個展が2月だわ、 で だいぶ楽です。
本日オーダーバッグを作りながら、個展用のバッグのデザインを考えてました。
楽しい!!
充実感ヒシヒシの贅沢な時間です。
娘は今、自室を大改造中。
真っ白い部屋にする大計画。
夫は夏休み中。娘の部屋のペンキ塗りを手伝ったり、
友人と登山に行ったり、実直な時間を過ごしています。





 

 

 

 

 

 

 




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