ときどきメモ

3/30土曜日
個展が終わったから 母との約束がいろいろ待っています。
まずは本日のシネコンで観るシネマ歌舞伎。
(シネマ歌舞伎は実に素敵な企画です。)
出し物は勘三郎の「らくだ」と「連獅子」。
(「らくだ」はご存知 古典落語。)
母は、実によく笑う。
わたしもかなり笑う方だけど、わたし以上でした。
大昔、母が子どもだった頃、
母の祖父に連れられて行った寄席で、あまりケラケラ笑うので
「恥ずかしいかった。」と言われたらしい。
なるほどねぇ・・と思いました。
それほど「らくだ」は笑えます。
しかし、勘三郎がもう居ないと思うとなんと淋しいことでしょう。
もう「らくだ」を勘三郎以上に演じられる役者は出ないような気がします。


/29金曜日
蒲郡のSUS・CONさんでの個展は本日まででした。
ありがとうございました。
11月は熊本です。
夏を挟むので効率が悪いかもしれません。
6月あたりから余裕を持って始めたいです。
このごろ暖かくなって、原っぱのノラちゃんたちは
夜もゆったり過ごしています。
雨が降らなければい〜い時期です。

3/28木曜日
風も無く、月はおぼろで満月で、
通り道の公園はバッチリ最高の夜桜でした。
ただ手には、スーパーに持って行く
食品トレーだとか空き缶だとかの分別ゴミの大袋、
ムードゼロでした。

3/27水曜日
きょうは、我が家で小さな取材を受けました。
お越しくださったのは男性2名。
1時間半ほどの短い取材だったけれど
楽しいひとときでした。
ちなみにバッグとは関係無い内容でした。
おしゃれな記者さんが、
「素敵なバッグを作っていらっしゃる江面さんに
お会いしたかった。」などと お上手を言ってくれたものだから、
かなりデレデレしてたと思う。

3/26火曜日
医療事故で重度の障がい者となった
天畠大輔さんはこの頃親しくしていただいている
天畠万貴子さんのご子息。
朝日新聞の社会面にに10日ほど前と昨日
写真入りで大きな記事が出ました。
中学生の時に医療事故に遭遇して以来
山の上から崖下に突き落とされるような思いをされた
天畠さんご一家。
大輔さんは現在 立命館大学の大学院で
障がい者のコミュニケーション方法を研究なさり
万貴子さんは画期的なファッションの仕事をなさっている。
信じられないほど行動的です。
ときどき元気を無くした時には、
いつも万貴子さんを思い出します。
彼女ほど前向きな人を知りません。
天畠さんたちの話をよく娘に話します。
母親の弱い部分を知っている娘は
「お母さん、一生 天畠さんとお友達でいなさいね。」と言います。
うれしいアドバイス。
大輔さんは、とっても能力のある方です。
障がい者の研究者としてトップランナーになり、
世界的に有名になる様な気がします。
DAIJOB(だいじょぶ)というNPOを主宰していらっしゃいます。
http://daijob220.blog106.fc2.com/

3/25(月曜日)
先週金曜日の会場準備が終わった頃 ひょっこり来てくださった
SUSさんの元スタッフの祥さんは、
NYブルックリン在住6年で、NYのアートスクールに通っていた若い女性。
彼女と交わしたNY話は、なかなか刺激的でした。
NYは住みやすい場所だなんてちっとも知らなかった。
「NYで暮らしてやるぞ!」なんて下心はもう持てないかもしれないけれど、
彼女の話だけで「わたしも暮らしたい!」とワクワクしてしまう。
その祥さんのHP、ちょっと異国情緒ありますよ。
若いっていいなぁ!!
http://www.sachikabeya.com/index.html

3/24(日曜日)
ただいま〜!
帰ってまいりました。
金曜日、個展の飾り付けが終わりオーナーご夫妻に
素敵な夕食会をしていただいて、ホテルの部屋に戻り
早めに休んだのですが、
夜中に数回目覚めました。
普段は朝までぐっすりなのに・・。
やっぱり緊張しているんだなぁ・・・と思いました。
緊張で迎えた初日の朝、
SUSさんの二階の会場に上がる階段で聞こえた来たのは
ざわめき。
お客様がきてくださっている。あ〜〜〜よかったぁ!!
初日が無事終わりました。
毎回、地方で個展をさせていただいて、初日が終わったあと
2泊目の夜 ホテルで少々のアルコールを飲みながら
ひとりで味わう幸福感は最高です。
ギャラリーに感謝し、お客様に感謝し、家族に感謝し、
ジ〜〜〜ンとします。
今回2度目のSUSさん。
泊まったのは
1泊目 蒲郡クラシックホテル。
2泊目 豊橋アークリッシュホテル。
やはり当たりでした。

今週末23日(土)から始まる個展のDMをアップいたしました。
目次「NEWS」にあります。(よかったらご覧になってください。)

3/22金曜日
きのう、立川に買い物に出掛けました。
ルミネの無印良品売り場からエスカレーターで
降りてくる途中 すぐ前にビリケンシュトックがあったので
寄って見ていたら女性のスタッフに
「大橋歩さんですか?」と声を掛けられました。
これで2度目です。
その女性は20代後半か30代前半くらい。
「アルネ」を見ていた人らしい。
なんだか光栄でニマニマしてしまいました。
初めて「大橋歩さんですか?」と声を掛けてくださったのは
[OUTBOUND]の小林さんです。(かなり以前。)
そのときも光栄でニマニマした覚えがあります。
さて、
これから蒲郡に行ってまいります。
ドキドキ落ち着きません。

3/20水曜日
近所の公園の桜が咲きました。
アップで見る桜の花の愛らしさに心がホンワリします。
桜はやはり特別な存在ですね。
明日到着するようにバッグを出荷しました。
ほんとならもっと解放感に浸っていたいところなのですが、
アチコチ写真に撮られる可能性のある「あること」が待っているので
非常にトッ散らかった作業場の、
本日お片づけDAY。
片付けようがなくて、ときどき呆然としました。

3/18月曜日
蒲郡SUSの鵜飼さんからお電話をいただきました。
ご主人の芳夫氏、奥様の弘子さん お二人と
最終打ち合わせです。
いよいよです。
気持ちはハラハラ。
旅行が出来ると思うとワクワク。
金曜日に飾り付けをして
クラシックなホテルに一泊させていただいて翌日が初日。
個展が始まってしまえば、
あとは終わるだけなのですが、
始まるまでは、毎回のことながらドキドキです。

3/17日曜日
夕方吉祥寺のfeveさんに出掛けました。
「日本のかご」展を拝見したかったのと
個展のDMを置かせていただくという2つの目的がありました。
相変わらず吉祥寺は賑やかで元気な街です。
feveでカゴを拝見してよかった。
しばらくお休みしていた「和」のバッグに
再び挑戦したくなるような竹籠を見つけました。

3/16土曜日
昨日の新聞の「ひと」欄に
雰囲気のいい外国の老婦人が載ってました。
「ん?」とよく見たらこの間行った映画「愛、アムール」の
主演女優エマニュエル・リヴァさんだった。
洋服のお色、ヘアスタイルすごーくいい感じの86歳。
映画ではコンサバなスタイルだったけれど
普段のリヴァさんはヘアスタイルから想像するに、
すごくファッショナブルな印象でした。
折りも折り、つい最近「Advanced Style」という
ニューヨークのおしゃれな老婦人の写真集を買ったばかりなんです。
この写真集は過激です。
出ているおばあさま達のおしゃれが実にアグレッシブで楽しい。
「わたくし、歳は取ってますが、それがなにか?!」という
とっても挑戦的なお顔つきでいらっしゃる。
チャーミングで素敵です。

3/15金曜日
オーストリア在住のtさんに伺った話の続きなんですが、
オーストリアの食糧自給率は高く、
ほぼ国産でまかなっているとか でした。
まず国民の食糧を大事にしている表れなのでしょうねぇ。
日本!!もしTPPに参加するとなると、
食糧自給率が15〜10%になるかもしれないらしい。
大きな気象異状があって、
作物が全世界規模で不作になったら、(すごーくあり得る。)
真っ先に餓死しそう。
日本の第一次産業衰退が心配でたまりません。

3/14木曜日
とてもおいしいうなぎが来るから是非来て!
とtさんから、おととい電話をもらって
本日イソイソ出掛けました。
tさんのお家は三鷹から2分ほどで、行きやすいのです。
以前食事会をして楽しく過ごしたhさんkさんoさんと
初めてお会いするoさんtさんと計7名の昼食会。
メンバーがまた一段とゴージャスになって、
初対面のoさんは文学座の女優さん、素敵な紬の和服すがた。
もうお一人、初対面のtさんはウィーン在住のキャリアウーマン。
このお二人のおはなしが、わたしにとって全くの別世界で、
本当に楽しかった。
ことに、ウィーン在住のtさんが、
ご夫婦で王宮で行われた舞踏会に社交界デビューされたときの
顛末は、あまりのおかしさに聞いていた全員
お腹を抱えて笑ってしまいました。
あの超有名なウインナワルツでぐるぐる回りながら
踊る舞踏会がまだ盛んに行われているオーストリアという国を
全く知らなかった。
そして少々興味のある原発のお話。
かつて、オーストリアでほぼ稼働直前になっていた初の原発は、
直前に起きたチェルノブイリ事故で、
国民投票を経て、使わないまま廃炉にして、
今はオーストリアは原発の無い国になったのだとか。
そんなまじめな話も聞けて非常に楽しくて有意義なパーティでした。
このパーティは、主宰したtさんhさんの新しい事業の
プレお披露目の意味合いだったのですが、
tさんhさんのアイデアと行動力は、ものすごく刺激的です。
同じことを相も変わらずし続けている自分に
もっとパワフルにならなくちゃなぁ・・と思わせられた数時間でした。

3/13水曜日
今月23日からの個展準備で部屋中バッグだらけ。
点検したり、タグ付けをしたり、布袋を用意したり、
アタフタしてます。
高校生の文化祭前のざわめきのようなこの忙しさは
これはこれで楽しいのです。
お客様は来てくださる?
バッグはウケる?
不安でたまらないから、忙しい方が気が紛れて
精神衛生に良いです。

3/11月曜日
3.11ですね。
ときどき行く蕎麦屋さんはいつもクラシック音楽が流れていて、
何枚も センスのいい額装の「書」が掛かっている。
ご主人は高尚なご趣味らしい。
6〜7㍍の奥の壁に、シンプルで立派な書の額が3枚レイアウトしてあって、
一枚には 「幸せって こわれやすいもの」
二枚目には「幸せって 誰かが支えてくれるもの」
三枚目には「幸せって 通り過ぎてからわかるもの」
と温かみのある筆遣いが並んでいる。
蕎麦屋さんに行くたびにシミジミと眺めるのがくせになってます。
今日は特別に「幸せって・・ほんとうに そう・・・」と思いました。
いつだったか娘とふたりで蕎麦を待ちながら、
「どの言葉が一番ピンと来る?」と聞いたら
考えてから「幸せって誰かが支えてくれるもの かな。」と答えました。
わたしは「幸せって通り過ぎてからわかるもの かな」と答えました。

3/9土曜日
個展準備も最終段階・・・すこし早めです。
(今月は確定申告がある!!)
本日はダンボールにしまってあったのを取り出して
写真撮影DAY。
こんなの作ったんだ!と忘れていたバッグもありました。
午前中に撮影を終え車で外出したら、
半袖のTシャツ姿の小学生をたくさん見ました。
沈丁花の匂いを嗅ぐ前に初夏が来た 初めての年かも・・・。
夜の映画は「愛 アムール」。
夫に「老夫婦の映画で、奥さんが死ぬ映画だけど行かない?」と言ったら、
「とんでもない。」と断られました。
フランス映画はどこか雰囲気がいいので
ひとりで観るに限ります。

3/8金曜日
今週はちょっとしたうれしいことがあったので、
たまたま用事で電話を掛けてきた母に報告しました。
「ときどき差し上げている手描きのハガキを
取っておいてくださっているの!雑で簡単なハガキなのに・・。
恐縮しちゃった。」と。
聞いた母はちろん喜んでくれたのですが、
「わたしもね・・・」と話し始めました。
母もパソコンでハガキに絵を描いては、毎月一枚くらい
絵の先生に送っていたらしい。
本格的に絵を勉強したことが無いので具象的な絵は全く描けないけれど
「抽象画だったらオチャノコサイサイよ。」が本人談。
けっこうウマいのです。
母の(自称`抽象`)ハガキを絵の先生はきちんと取っておいてくださり、
もう歳だから私が持っているより・・と一年ほど前、
母の絵のファン(笑)という若い女性に
まとめてプレゼントして、そのかたがとても喜んだ。
という 自慢話を初めて聞かせてくれました。
「あなたの方が勉強したからウマいでしょうけど(謙遜のふり)
親子でよく似ているわね。」と晴れ晴れした声を出してました。
電話で出来た親孝行(通話代金アッチ持ち)だったかな。
いまだに母とは 絵やアートの話がツーカー。
「イイ!」と感じる部分が
似ているのだと思います。

3/6水曜日
いきなり春が来ました。
夜の湯たんぽ作業は中断なのか終了なのか・・・。
気分一新、
明日は美容院に行きます。

3/ 5火曜日
もう少し都会に住みたい気も しないではないけれど、
住んでみるとわが町はいいところです。
もう少し大きな書店と
もう少しセンスのいい花屋さんがあれば
モアベターなのですが・・・。
本日、うれしいことにコデマリがありました。
そしてまたチョー珍しいことに大好きな花・クリスマスローズも
あったのです。
この2種類の花を買って帰りました。
ホクホク気分でした。

3/4月曜日
冬場は夜のウォーキングでノラちゃんになかなか会えない。
居たとしても1匹。
今日見掛けたのも1匹。
時たま見掛ける猫好きおじさんが「アッまたやって」・・ました。
このサラリーマン風おじさんは、よほど猫好きなのか
いろいろな道具を使ってノラを遊ばせてやる心優しいおじさん。
あるときは自分のしているマフラーを外して、
あるときは傘の先でこちょこちょ、
またあるときは その辺に生えているネコジャラシ(文字どおり)、
本日はハンカチをヒラヒラ でした。
それらを釣り糸にして猫釣りを楽しんでいる。
夢中で遊んでやっている。
「夢中」と言い切れるのは、
回りを気にしないで15分20分と戯れているからです。
微笑ましい光景。
もしかして孤独な人かもしれないな。

3/3日曜日
3月に入り、気ぜわしい気分になりました。
本日、実によく作業をした日曜日でした。
今日あたりは、娘が家に居れば
雛祭りのちらし寿司でも作るところだけれど遊びで留守。
なので 当方その意欲も無く、バッグ作業をミッチリと。
さぁて・・・と 時計を見たら午後6時。
気分転換でも・・・と ひとっ走りして、
角上というお魚系マーケットに行きました。
おあつらえ向きの雛祭りちらしが有ったので
「マッ、これでいいか。」とそれを買い、
もう数点買い物をして、
夫婦でささやかな手抜き雛祭りパーティと相成りました。

などと能天気なことを書きつつ、
ニュースにズンと憂鬱になってます。
原発は再稼働の方向に進みそうだし、
国民総背番号制などという恐ろしいことが始まりそうだし、
TPPだってこのまま進めばアメリカの属国にますますなってしまいそうだし、
新聞・テレビはジャーナリズムの機能をきちんと果たし、
国民に知らなければいけないことを伝えていないような気がするし・・・。

















 

 

 

 


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