ときどきメモ
7/31
今日で7月も終わりです。
昨晩は、仕立て屋食堂でHaradaさんご夫婦と飲みながらの食事。
Haradaさんは、仕事で頻繁にイタリアに行っていて、今回 持ち帰った、友人の
GIVANNI BONOTTO氏が北イタリアのVICENZAでつくったインテリアファブリック
のコレクションを見せてくれました。
伝統的な質の高さと、斬新さ、ユニークさ、素晴らしい布・布!!つい興奮してしまった。
Haradaさんは、イタリアにたくさんの友人を持っていて、その話を聞くだけでも、
またまたイタリアが好きになってしまう。
私のバッグを気に入ってくれたDianaさんも彼の友人で、イタリアのTREVISOで
セレクトショップをしているおしゃれな女性。ギャルソンやヨウジの服といっしょに私のバッグが
並ぶなんてことは、日本では、まずありえないけど、TREVISOでは、「あり」。
他人事のように、「すごいよねぇ」・・・・と思ってしまう。
秋の納品に向けて,頑張らねば・・・・・。
Haradaさんお二人と、話をしていると楽しくて、ついつい時間を忘れ
終電に間に合わなかった。アララ・。
7/29
ジリジリ太陽の毎日だったせいか、きょうの雨は、ホッとします。
きのうの夕方 といっても7時ごろ、買い物に出たら、雲の動きが激しかった。
雨の雲、普通の雲、まだ青い空の部分、半分の月が
見えたり隠れたり、空全体が、めまぐるしい変化をしていた。
よく小学生が、「台風が大好き。」なんて言ったりするけど、
その気持ち、よく分かるな。
あさって発売の、「メイプル」に
「美しいお礼のかたち」という特集があります。
そこに、バッグとは、まったく関係ないけれど
チョコチョコと描いたハガキを、載せていただきました。
「美しい・・・・・」という題が、私の場合 ちょい恥ずかしい。
7/27
いま、どこでも、エノコログサ(通称ねこじゃらし)が、元気です。
道端に ふさふさ。
このエノコログサをガラスの花瓶いっぱいに 生けたい。
さぞきれいだろうと思います。
かつて、二部治身さんの真似をしたくてチガヤを摘んでみたけれど
花瓶いっぱいのチガヤを摘むのは、かなりのど根性を要します。
結局、その時も、生けたい分量の4分の一ぐらいで手を打ってしまった。
二部さんの「百の緑の中で」は、花を飾るときの いわばバイブルです。
カヤツリグサとか、イネ科の草が、わたしの好み。
ただ、花は、キンポウゲ科がいいと思う。花として、華があるというか・・・。
ダリアもいい。町田のダリア園に行くと 素敵なダリアに出会えます。
町田のダリア園て、しばらく行ってないけど、まだあるかしら・・・。
7/25
夕飯はゴーヤチャンプルーにビール。TVのサッカーは、日本対オーストラリア。
のんびりいい時間です。
今日、夫婦で府中市美術館に行きました。
あの有名なハイレッド センターの一人、高松次郎の展覧会。
なぁんて言って、高松次郎のことは、ほとんど知らなかった。
展覧会の多くは、「どうして、こういう作品が生まれたか。」の「こういう作品が生まれた」結果が
展示されることが、ほとんどだけれど、高松次郎の展覧会は、「どうして」の部分がとても多い展覧会でした。
わたしの、凝り固まった 美に対する感覚 視点 を少しかき回してくれる展覧会でした。
「板の単体」と床にうねっている四角い布、黒いひもが、よかった。
ミュジアムショップで「内なる内田鋼一初作品集」と赤瀬川源平「反芸術アンパン」を買いました。
この二人、大好き。
7/23
午後9時35分、娘は、オーストラリアへ出掛けて行った。
3週間のホームステイ。
別れるときは、涙を見せると踏んでいたのに、アッケラカンと出発してしまった。
ウルウルする彼女をヒッシと抱く・・・・・この図、肩すかし。
7/22
きのう 車に乗って走っていたら、脇を学童クラブ時代の飲み会仲間の一人が
歩いていました。 信号待ちのあいだに ズンズン近づいてきたので、
「○○さーん、こんにちわー!」と、明るく声を掛けるつもりでした。
「が、・・待てよ。」 と バックミラーで我が顔を確認してみれば、あれま、
口紅無しのボサボサあたま。
チッ!
めかした時には、誰にも会わず、 こういうときに限って人に会う。
悔しいけど「○○さ〜〜ん!」は、断念しました。
ちなみに、「○○さん」は、男性です。
7/21
あの破壊性、独特のユーモア、出演者の荘厳さ、踊りの独自性、
やっぱりよかったです。
今また ピナ・バウシュを反芻しています。、
7/20
39.5度。
普通じゃない数字です。
首のあたりが、むずむずしたので、触ったら 汗でした。
クーラーの室内で、 です。
こんな日は、働いちゃいけないと思う。
7/18
「きょう、安藤忠雄のイタリア紀行のテレビがあるよ。」と夫が、朝 教えてくれたので、
午後2時15分。
そこに照準を合わせて、本日のスケジュール調整をしました。
というほどのスケジュールも無かったか・・。
安藤忠雄は、好きな建築家です。
過去十数年、線を引きながら読んだ本は、数少ない。
その数少ない一冊が、安藤忠雄著「建築を語る」です。
きょうのNHKのは、安藤忠雄が、経団連会長とイタリアのいろいろな都市を
訪ね、個人とマチの関わりを探っていました。
私のまちも、住んで楽しいマチにすることは、もしかして出来るのかもしれないな・・
と少し明るい気持ちになりました。と そんな番組でした。
7/16
二日分の更新です。
昨晩は、「ピナバウシュ」の公演を見に行ってきました。
去年見た映画「talk
to
her」で初めて知って、見たいと思っていたんです。
会場に到着して 舞台のしつらいを見たとたん、
始まる前なのにワクワクの気持ちが、吹き出ましたね。
見に行って よかった。
感じ取れるものが、大きい、深い。
反芻しながらこれからも感動がふくらみそう。
翌朝の今になっても、現代アートに触れることが出来たうれしさで、充実しています。
フィナーレで、席のナナメ前方にいた楠田絵里子が、
広い客席の中 一人でスックと立ち
出演者とピナバウシュに拍手し続けていました。
楠田絵里子は、この公演で、もうひとりの出演者になっていました。
7/14
今朝 居間に娘の辞書 三省堂 「新明解国語辞典」(=新解さん)が,転がっていました。
この辞典は、何年か前に私が、赤瀬川源平著「新解さんの謎」という本に刺激を受け
娘の中学入学に合わせて、買い与えた辞書です。
赤瀬川が、この一見なんでもない辞典に見出した [特異な面白さ]は、大変に興味深いものでした。
ただ、娘の持ち物なので、愛用することは、ままならなかったのです。
今朝、 「見てちょうだい。」とばかりに、転がっていた「新解さん」。
千載一遇のチャンスでした。
調べたかったのは、「恋愛」という項目。
赤瀬川が書いていたように、本当にあんな記述なのだろうか!?
ちょっとドキドキしました。
ページをめくる手が、心なしか速い。
調べました。「恋愛」!
ものすごいです。
ほんとうでした。(ここに書きたいけど、ちと長い。)
ちなみに、わたし用の小学館の「新選国語辞典」の記述は、
「恋愛」=「男女間の愛情。恋。」
たった これだけなんです。
ずいぶん違う。あまりにも表面的。
「新解さん」には、明らかに実体験に基づく 人の体温と脈拍があります。記述が濃い!のです。
たとえばですね、
「権力」なんていういう言葉は、どうだろうか。
引いてみました。
「権力」・・・・・・・・新解さん=「〔労働者に対する資本家 野党に対する与党 人民に対する為政者などの持つ〕
その組織全体を自分の意志通りに動かすことの出来る力。
また、その力を持つ側。〔狭義では、国家や政府の持つ強制力を指す〕
・・・・・・・小学館の国語辞典=「ある者の意志が、他人を支配し、したがわせる力。」
同じ金田一京助という名前が編者の筆頭にある一見同じような辞書なのに、記述がこんなに違う。
温度が、まるで違う。
娘の辞書「新解さん」には、辞書の中で出来るギリギリの個人の表現、「想い」のようなものを感じ取ることが出来るのです。
絶対「新解さん」が、面白い。
お堅い辞書のはずなのに熱い血潮が流れている。
自分用に買おうかなぁ、買っちゃおうかなぁ・・・・・・と モッカ思案中なのです。
7/11
娘の「学童クラブ」時代に仲良くなったお父さんお母さんとは、いまだに
付き合っていて、昨晩は久々の飲み会でした。
職業も年齢もバラバラですが、和気あいあい、今どきめずらしい
たのしい集まりなんです。
子供を持たなかったら、こんな経験も出来なかったろうなぁと思うと
ありがたさが身にしみます。
晴れたり、急に雨が来たり変化の激しい日、雲がドラマチックでした。
少し涼しくなって ほっ。
7/9
きょう、いい感じだったこと、二つ。
お昼過ぎ、だるくなって効率が落ちたので、ソファーに腰掛け、目をつむり
ヘッドフォンで、グレゴリオ聖歌を聴いたら、脳内が一挙にノートルダム大聖堂化。
30分ほどのヨーロッパ旅行でした。
5時過ぎ 西の空を見たら、青空なのに、大きな雲が急に太陽を隠してしまった。
その雲の輪郭が、金色に、ピカピカに輝き、特に太陽の近くの部分は、神々しいほどの美しさ。
自然は、こんな町なかでも、素敵なショーを演じてくれる。
あの輝く雲の輪郭線を見たからか、少し元気回復。
7/7
本日 たなばた。
去年まで毎年 七夕飾りを室内にしていたのに、今年は 無い。
今の時期、お隣のご主人がいつも娘に「この竹 あげようか?」と声を掛けてくれていたんです。
お隣には、室内用に打ってつけの竹が庭に生えてくる。
今年は、娘がちょっと大人びてたので 声を掛けにくくなったのかな。
七夕飾りをするたびに、竹の清々しさと、短冊のヒラヒラ具合が
なんともきれいに感じて、「クリスマスより 私は、七夕が好みだな。」と毎年 家族に告げていました。
ちょこっと残念な 本日の 七夕day。
今日発売の「ミセス」が、UMAMIバッグを載せてくれました。
フォトジェニックで うれしい。
7/5
月曜から金曜の夕方、運動不足解消を兼ねて、ちょっと距離感のあるマーケットまで買い物に出ます。
もちろん徒歩です。
その帰り道 週に一回、出くわす小学生のグループ。
ご丁寧に「胴」まで付けて歩いている袴姿の少年たちは、まだ多分小学1・2年生。
体育館の剣道教室に通っているらしいのです。
どの子もどの子も、凛々しく、かわいい。
写真に撮って保存したくなるほど。
伝統的日本の衣装は、こうも 日本人を美しく見せてくれるのか・・・といつも出会うたびに
感心してしまうのです。
私も着物を着てみようかな・・とチラッと思うのは、そんなとき。
母の着物をそろそろ着ないともったいないな・・と感じてはいるのですが・・・。
7/3
このコーナーに「ときどきメモ」なんて名前を付けたけれど
今のところ、「まいにちメモ」に近いです。ガンバレよ。
ところで、酒まんじゅうに季節があるのでしょうか。
ひょっとして、季語は、夏ではないかと感じるのです。
蒸し暑くなったある日、急に「内田」の酒まんじゅうが食べたくなって
車を走らせましたから・・。
「内田酒まんじゅう」は、酒まんじゅうしか売っていない正統派。
表面がちょっとボコボコしててホロ酸っぱくて、餡は少し白っぽい。
一個でやめておくのは、とてもじゃないけど無理な酒まんじゅうを
作っているのです。
7/2
夏が、今日みたいな日ばかりだったら、一番好きな季節になるでしょうね。
JUNIOR
MANCE
TRIOの「yesterdays]というのを聞きながら、
こんな快適な夏をせめて もう2・3日 味わいたいものだ と思いました。
7/1
最近 落語がちょっとしたブームになりました。
子供の頃から、落語が好きなので、いいぞいいぞ!と拍手。
好きな噺家は、小三治、注目株は花縁、昇太、昔々亭桃太郎。
最近、小三治の「駐車場物語」という彼の「まくら」のCDを買ったのですが、
何度聞いても大笑いしてしまうのでして・・・。ハイ。
昔々亭桃太郎のモッサリした語り口も、もう たまらない。
またライブで聞きたいものです。
6/29
から梅雨気味。このごろアジサイに精彩がない。
今日は、充実の一日でした。お昼で作業を切り上げ、午後は渋谷で
高知の和香さんとおしゃべり。
2時間半がアッという間でした。
6/28
午前中 仕事を始める時の気付け薬的音楽は、この頃またジプシーキングス。
取りあえず、これで元気が出る。
午後 今日はスタンダードジャズボーカルでした。
蒸し暑いときは、ボサノバも気分。
週に1日2日は、FMです。
6/27
やっとの思いで、最終日にギリギリセーフで見に行った展覧会「素と形」。
いえ、もう半月以上前の話なんですが・・・。
行って 本当によかったと思います。
「美しいということ」をまたあらためてしっかり意識することができました。
6/26
やっと、HPが再開できました。
少しずつでも更新していかないと せっかくのHPも活気づかないので
「ときどきメモ」を書いていこうと 決心しました。
はたして、続くか?
読む人は、居るのか?
う〜ん疑問。
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